精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

議会での怪奇現象その3

2010年03月25日 05時14分04秒 | 議会・地方自治
 26日に最終日を迎える精華町の3月定例会は、意見書などを除き委員会に付託されたすべての議案を採決している。あとは、26日の本会議で「議会全体の意思」として確認するかどうかという段階になっている。
 今回の定例会は、先日も書いたが不思議なことが相次いでいる。法では禁止されている「条件付き賛成」の討論があったり・・・そして、今回いくつかの議案に反対した会派がある。
 その会派の態度は、
 一般会計予算・・反対討論をして反対
 指定管理者の手続き条例の改正・・討論せずに反対
 集会所改築に際する地元分担金条例の改正・・討論せず反対
 精華病院設置条例の改正・・討論せず反対  である。
 不思議なのは、予算案以外の条例改正案への対応である。私たちは、住民から選ばれた公選の議員として、説明責任を果たす義務がある。一方、一般社会もそうだが、提案されたことに異議のない人は黙っていてもいいが、異議ある場合はその旨を述べることがルールであり、人間的にも「常識」である。議会の場合は、さらにそのことが求められるはずだ。そのチャンスが、「反対討論」なのである。
 そういう原則に照らしても、反対討論がないということは、反対理由が「ない」か、筋が通らない理由なので「言えない」としか理解しようがない。一々細かい反論はしないが、「集会所条例の改正」は、その会派が予算委員会で主張していた「早期の耐震性確保」のためにもなるものだと思うが、改正しないとそれがさらに遅れる恐れが強くなる。明らかに主張が矛盾している。
 26日の最終本会議では、「反対討論」に立ちその理由を明らかにされるとは思うが、何度も言うが「設明責任を果たさない反対」などは、議会人の常識としてあり得ない。
 議会内外で、他の会派・議員に対し、「無責任」「公約破り」「ダンマリはおかしい」「筋が通らない」「あきれている」などと批判をされていることもあり、(事実に基づく批判は自由ですが)自分たちの言動にも同じスタンスで行動してほしい。

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