先日、富山のLRTについて掲載したが、車内がどうなっているのかという声もありましたので、写真をアップします。
市街地を走っている「セントラム」は、乗客が多く撮影行為が迷惑になるためあまり適切な写真がありません。代わりに、セントラムの兄貴分としてもう少し前から活躍している「ポートラム」の車内写真をアップします。
基本的には、どちらもほぼ同じです。こちらは、昔の非電化ローカル線であった「富山港線」というあまり儲かっていなかった路線を改造し、駅も倍程度に増やし、車両もディーゼルから低床LRTに変更したものだ。料金も、それまでの距離制から200円均一となり、ICカード(この辺では、ICOCAとかPiTAPa)を使えば、実質15%ほど割り引かれたり、フィーダーバスといって沿線の駅から先をバスに乗り換えることができる工夫がなされている。富山市の統計では、この富山港線がLRTに変更された後に、沿線の人口密度が確実に上昇しているということです。
車内の写真を見ていただければ分かりますが、ホームの高さとドア(写真では中央付近=連結部の向こう側)の高さは同一で、車内の段差もありません。おまけに、写真には映っていませんが、運転席の後ろに「貸し傘」が数本あり。駅から自宅まで使うことができます。基本的には乗客を信頼しているようで、使い終わったらまた返却されるらしいです。
また、大都市部では路面電車廃止のきっかけとなった「自動車との共存の可否」という問題ですが、現地を見ている限りでは、電車の進路妨害や割り込みなどあまりなく、ドライバーも協力的でした。富山は、地方都市といえども共働きや自家用車保有率が高いので、車はたくさん走っていますが・・・
市街地を走っている「セントラム」は、乗客が多く撮影行為が迷惑になるためあまり適切な写真がありません。代わりに、セントラムの兄貴分としてもう少し前から活躍している「ポートラム」の車内写真をアップします。
基本的には、どちらもほぼ同じです。こちらは、昔の非電化ローカル線であった「富山港線」というあまり儲かっていなかった路線を改造し、駅も倍程度に増やし、車両もディーゼルから低床LRTに変更したものだ。料金も、それまでの距離制から200円均一となり、ICカード(この辺では、ICOCAとかPiTAPa)を使えば、実質15%ほど割り引かれたり、フィーダーバスといって沿線の駅から先をバスに乗り換えることができる工夫がなされている。富山市の統計では、この富山港線がLRTに変更された後に、沿線の人口密度が確実に上昇しているということです。
車内の写真を見ていただければ分かりますが、ホームの高さとドア(写真では中央付近=連結部の向こう側)の高さは同一で、車内の段差もありません。おまけに、写真には映っていませんが、運転席の後ろに「貸し傘」が数本あり。駅から自宅まで使うことができます。基本的には乗客を信頼しているようで、使い終わったらまた返却されるらしいです。
また、大都市部では路面電車廃止のきっかけとなった「自動車との共存の可否」という問題ですが、現地を見ている限りでは、電車の進路妨害や割り込みなどあまりなく、ドライバーも協力的でした。富山は、地方都市といえども共働きや自家用車保有率が高いので、車はたくさん走っていますが・・・