地方とは町方との反意語として使われ、農村を指す言葉として使うのが一般的である。
地方は人口密度が低く、社会インフラの効率が悪い。その分独自の文化があり、豊かな自然が残り、お国言葉もある。町方で失われ、残された価値を発掘して、現代社会に打って出ようする政策が「日本創生」である。インターネットにその垣根はない。自身の価値判断で往来でき、無限の可能性を感じる事が出来る。
しかし、現実は、ひと、もの、金が動けるインフラが不可欠で、それを抜きにはあり得ない。導線が細い分その先は衰退が進む体験は充分味わった。県庁と一番遠い陸羽西線沿線に暮らす人々の思いが、県庁は分かっていない。人口減少を食い止め、リベンジする導線の必要性を肌で感じている。それが山形新幹線の庄内延伸であると強く意識している。「山形県の背骨とつながれば、次々と打つ手がある」と語ってくれた沿線首長の方たちの言葉が忘れられない。
私は、熱い期待を背負って予算特別委員会で、日本創生に絡めて、「山形新幹線の庄内延伸」の実現を迫った。同様の質問は二回目なのだが、今回は国の政策との整合性から一歩踏み出した答弁を期待したが、それはなかった。その後にお会いした知事は「すみませんでした」と言われたが、そういう次元ではない。山形県のポテンシャルを底上げする根幹である。その理解なしに、山形県の未来が明るいものとはならない。
最新の画像[もっと見る]
- 明けましておめでとうございます 6年前
- 酒田商工会議所女性会と県議の意見交換 10年前
- 全国豊かな海づくり大会に参加 10年前
- 地方創生で大論争 10年前
- ねぎ栽培で世界一かも 10年前
- 酒田自由都市商會が「月見の宴を楽しむ会」 10年前
- 稲田朋美政調会長と意見交換 10年前
- 公認申請と支部長推薦 10年前
- 皇太子さま迎え全国育樹祭 10年前
- 庄内延伸に厳しい答弁 10年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます