Nonsection Radical

撮影と本の空間

少しだけマルフク

2011年01月28日 | Weblog
大阪京都近辺をブラブラしているのだけど、マルフクの看板はあまりない。
すでに会社はないようなので、あらたに看板が設置される事はないので在庫限りだ。
神奈川で住んでいた場所の近辺には、地域ごとマルフク地域と呼べる密度の看板があったが、それはある時期その集落で一斉に看板が設置されて、歳月を重ねてきたという結果であろう。
つまり看板のついたタテモノが現存しているという事だ。
立て替えとともに看板も撤去されるのだから、古いタテモノが多いという事だ。
マルフクの本社は大阪にあったようなので、本来なら関西地域に看板が多いはずなのだが、それが見当たらないという事は、タテモノが立て替えられたと考えるのが筋だ。

マルフクの看板を撮り始めたのは、逆説的な行為である事は以前に書いた。
撮影していると、ちょうど目障りなところにマルフクの看板がある事が多く、それならいっそセレナーデで看板ごと撮影してしまおうと思ったのだ。
逆転の発想である。
それだけまだ頭に柔軟性があったという事だ。

しかし困った事に、マルフクの看板を撮ろうと思ったら、今度はなかなか目につかないのである。
これはネコと同じだ。
欲しい被写体にだけ出合わない。
マーフィーの37番目の法則である。
コメント (2)
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