Nonsection Radical

撮影と本の空間

右往左往

2011年01月15日 | Weblog
大阪・梅田に出来た「淳工藤」に行ってみようと大阪駅を降りた。
前もってHPで住所と場所を調べておいた。
地図も持って出た。
大阪駅から地下街を通り、適当な場所で地上に出た。

もう自分がどこにいるのかわからない。
大阪育ちといっても、出歩く年頃には関東へ行っていたので、コドモの頃に百貨店に行ったぐらいの記憶しかないので、位置関係がわからない。
実際に歩いた場所、走行した場所にしか位置関係の情報は刻まれないので、電車を使った移動では途中の行程がわからない。
都内でも、次の駅はどことはわかるが、この道を行くとどこへつながるかは歩いたところ以外は知らなかった。
よく都内に住む人は、ここからナニナニ通りを行くとドコソコへ行くと行っていたが、そんなことは知らなかった。
通りの名前は覚える気がないので知らない。
そういう点では方向音痴と言える。

困った事に道路を渡る横断歩道のない道もあり、その為に地下へ潜ると、地下街がどこへ通じているかわからない。
持参の地図には地下街の事は書いていない。
地下街にはあふれるほどの人が行き来し、不景気などウソのようで、消費税を大幅に上げても大丈夫ではと安心したが、その人々が行く先の見当もつかない。
駅へ向かうのか、百貨店へ行くのか、ジュンク堂へ行くのか・・・

人通りの少ない通路へ入り、しばし沈思して、駅から歩いてきた方向を考えた。
そして地上へ出て、周りの景色を無視して、行くべき方向へ歩き出した。
まもなくお目当ての住所表示にたどり着き、あとは番地をたどっていくとジュンク堂はあった。

欲しい本があるわけではなく、ただどんな本がおいてあり、どんな作りになっているのか知りたかっただけだ。
最近、本は出来るだけ地元の小さな書店で買おうと思っているし。
ジュンク堂の特徴として、何階の本でもレジは一階で精算する集中レジになっているが、便利なようでいて、混み始めるとレジを待つ人が行列をつくる事になる。
なにしろ空いているレジがないのだから、逃げ場がないのだ。
行列嫌いにはイヤな店だ。

声をかけてくれる本もなく、適当にブラブラしていただけで店を出たが、それでも2時間ぐらいはいた。
寒い雨が降って、早く暮れた街角へ出たところで、さてどうやって駅へ戻ろうかと思案。
無謀にも来た道を戻る事はせず、適当に歩いていると覚えのある景色に出会い安心。
無事帰宅。

本日の収穫は中古カメラ屋さんでニッコールSW65mmf4.0を発見。
程度はわからないが価格相当なのだろう。
ついでにF5も398で。
これも価格相当なのだろう。
重量比では格安。
このカメラ屋さんの場所はさだかでないので、次に行けるかは不明。
コメント
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