もの余り

今日もヨドバシへ行ってしまった（苦笑）。
仕事関係のものを購入に。
替え歯ブラシを買おうと他のフロアに行ってみると、カメラだけじゃなくて色々な家電が売っている。
それを平日にもかかわらず多くの人が見て、買っている。
そんなに必要なものがあるのか、今の日本で。
と、おもいつつも様々な家電を見て回る（苦笑）。
便利なものがあるものだ。
感心しながらもちろん買わず。
カタログだけもらってくる。
でもそんなカタログもすぐに古くなってしまうほど、新製品の発売ペースは早い。
つまり同じ製品を長くは売らないという事だ。
どんなに気に入ったものでも、次に買い換える時にはそれは存在しない。
便利なのか不便なのか。
そういう消費が便利なのか不便なのか。
一年ごとに、あるいは半年ごとに新製品が出ても、革新的に良くなるのかと言えば、そんなことはあり得ない。
たとえば、電動歯ブラシでもすでに代替わりしているのだが、これが「普通の」歯ブラシだと何十年経っても形は変わらない。
でも何の問題もない。
基本的用途が変わらないからだ。
改良ですむ範囲だ。
それでなんの問題があるのだろう。
大量に生産して、売り切れたら次の製品へというのならまだしも、大量に在庫があるのに安売りしてさばき、世代交代するという売り方は本当に儲かる商売のやり方なのだろうか？
新製品が出たからと安易に買い換えるのは、お得な生活の仕方なのだろうか。

と、購買意欲のない、消費者として相手にされない世代のオヤジはひがむのである。