Nonsection Radical

撮影と本の空間

オヤジワールド

2014年12月02日 | Weblog
選挙が始まってさ、候補者が言うのは「景気回復」だわさ。
その景気っていうのは、政策から考えても工業生産の拡大ってやつですか。
GDPってのがあって国内で生み出されたサービスも含む産品などの合計らしいす。
そのうち今の政府が躍起になって輸出を伸ばそうとしたりしている産業が4割で、あとは個人消費だと言われている(よく知らん)。
で、大きい方の個人消費に対してどうして力を入れないのかと思うんだけど、どうも政治家のセンセイ達はあまり世間の事に興味がないんじゃないのかと。

普通のオッサンと話をしていたんだけど、拙者が方々にブラブラして、ウインドウショッピングなんてしているのが不思議で仕方ないという。
「そんなもの」に興味を持って何が面白いんだと。
食べ物屋さんやお店なんか興味もないし、着るものも女房が買ってくる”お仕着せ”で十分だと。
だからどこにどんなお店があって、どんな人がどのように歩いているのかも興味がないと。
まあこれが典型的なオッサンの姿なのよ。

でね、そういうオッサンが社会を担っているのだと自負しているわけよ。
「社会」は男が動かしているんだと。
まあそういう男達が社会を動かしているから、こんな世の中になっているんだと、妙に納得はするんだけどね。
そういうオッサン連中が知っているのは自分の「仕事」の事だけなのね。
だから話題は仕事関係の事しかないでしょ。
他の事には興味もないし、知らない。
それでいいと思っている。

当然政治家のセンセイだってそうでしょ。
だから個人消費よりは工業生産の方に興味が向くんじゃないの?
オヤジって小心者で保守的だから、知らない世界の事には手が出ないんだよね。
いくら個人消費の方が、工業生産より大きなパイだとしても、どうしていいのか知らないんだよ、きっと。
そういうことは「オンナ」に任せてある、からさ。
オトコたるものの”仕事”だと思っていないんだよ。
実際は知らなくて、手が出せないんだけどね。





サンライズ蒲田
東京都大田区西蒲田7丁目
撮影 2014年8月12日 火曜日 14時40分
コメント
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