里山の移ろい

写真付きで日記や趣味を書く

下り坂人生

2018-02-02 16:11:53 | 日記

古希を過ぎ、6度目の誕生日を迎えた。

傘寿まで、そう遠くないところまで到達した。

 

古希を記念し、一冊の書をつくったことがあったが、

その時「還暦までは上り坂、古希からは下り坂」、

そんなことを、文章にしたことがあった。

 

これまでも、今でも考えは少しも変わらないが、

古希は人生の「頂上」と私は思っている。

 

こうして、これまで歩んだ道を顧みると、

自分の生まれた日までもが、見通せるような気がしてくる。

 

太平洋戦争が開戦し、その翌年二月に私は生まれた。

この日は、大雪で、産婆(助産婦)さんが、わが生家に一泊した、

ということを耳にしたことがあった。

 

その後の自分の歩んできた道は、

諸々な色に彩られた道であった。

次々と変化するスライドを見ているように・・・・・。

 

残された人生もせいぜい10年?

これぐらいの時間は、見通せない時間でもない?

この大事な時間を、どのように過ごせるか・・・・・!!

 

いずれ、下り坂人生、

どこに何があって、こうなるはず等々・・・・・、

想像した通りの人生が送れれば、実に楽しいではないか?

 

五木寛之先生が「下り坂こそ楽しい」、と言う内容の本を書かれたが、

私も全く同感である。

 

誕生日に、改めて一歩ずつ、一歩ずつ、

着実に大地に足をつけ、躓かないように歩みたい。