やっと「台風19号を語る会」が、始動しょうとしている。
初会合を予定したのが3月半ば!!
約、3か月遅れの活動開始となる。
もちろん、コロナ禍で学校を始めとした、
全ての社会活動が停止状態?
しかし、この間に集落の各戸を対象にした、
被害状況のアンケート用紙を配布、
さらに、回収分析まで終えることが出来た!!
しかも、予想以上にアンケートの分析結果は、
期待した以上の収穫があり、満足できるものであった。
調査内容は、おおむね次の通りの内容である。
ィ)被害の状況 ㇿ)避難の状況 ㇵ)心配事等自由な記載項目・・・・、
若干回答内容に触れると、床上浸水21%、床下浸水は26%で、
家屋の被害は18戸、47%にも上った。
つまり、この地区の約半数の家が床上床下浸水になられたという事に成る。
「百年に一度の災害」、
と90歳を超える古老が話していたが、当集落の忘れてはならない、
大きな出来事になろう。
避難したのは9家族であった!!
が、10家族が怖くて家を出られなかったと言うのである!!
もちろん、この10戸は避難時刻が17時以降と遅れた方々の回答で、
市指定の避難所の近いところの家族は、
24時ごろ避難されたとのことで、
膝まで泥水が勢いよく流れ、家屋が流されるかと思ったという!!
私も、避難が遅れれば、
当然怖くて避難が出来なかったであろう。
翌日、避難先から午前7時前に帰宅したが、
玄関前で70㎝前後の泥水が流れた形跡があった。
さらに、目の前の里山や畑が崩れ、
庭に多量の土砂が堆積していた・・・・。
避難しなければ、恐怖に身を震わせ、
眠れない一夜を過ごしたものと思う。
いずれ、日本列島全てに覆いかぶさるような巨大台風の雨雲!!
早い時間帯での避難が、いかに大切か、
身をもって体験することとなった。