里山の移ろい

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ほぼ50%の家屋に被害

2020-06-04 17:23:37 | 日記

やっと「台風19号を語る会」が、始動しょうとしている。

初会合を予定したのが3月半ば!!

約、3か月遅れの活動開始となる。

もちろん、コロナ禍で学校を始めとした、

全ての社会活動が停止状態?

 

しかし、この間に集落の各戸を対象にした、

被害状況のアンケート用紙を配布、

さらに、回収分析まで終えることが出来た!!

しかも、予想以上にアンケートの分析結果は、

期待した以上の収穫があり、満足できるものであった。

 

調査内容は、おおむね次の通りの内容である。

ィ)被害の状況 ㇿ)避難の状況 ㇵ)心配事等自由な記載項目・・・・、

若干回答内容に触れると、床上浸水21%、床下浸水は26%で、

家屋の被害は18戸、47%にも上った。

つまり、この地区の約半数の家が床上床下浸水になられたという事に成る。

「百年に一度の災害」、

と90歳を超える古老が話していたが、当集落の忘れてはならない、

大きな出来事になろう。

 

避難したのは9家族であった!!

が、10家族が怖くて家を出られなかったと言うのである!!

もちろん、この10戸は避難時刻が17時以降と遅れた方々の回答で、

市指定の避難所の近いところの家族は、

24時ごろ避難されたとのことで

膝まで泥水が勢いよく流れ、家屋が流されるかと思ったという!!

 

私も、避難が遅れれば、

当然怖くて避難が出来なかったであろう。

翌日、避難先から午前7時前に帰宅したが、

玄関前で70㎝前後の泥水が流れた形跡があった。

さらに、目の前の里山や畑が崩れ、

庭に多量の土砂が堆積していた・・・・。

避難しなければ、恐怖に身を震わせ、

眠れない一夜を過ごしたものと思う。

 

いずれ、日本列島全てに覆いかぶさるような巨大台風の雨雲!!

早い時間帯での避難が、いかに大切か、

身をもって体験することとなった。