山茶花談

さざんかだん

月明り

2023-05-14 | 版画




昼間は汗をかいて夜になるととても寒く感じる、
気温を見ると20℃は超えているのに
どうしてこんなに寒いんだろう。

夜の間も寝苦しくて
たまたまネットに載っていた
とても素敵な絵の絵本の中の文、

” 見えるもの、音、味、この手がふれているものの手ざわり、
それはなんだろう、と考える心、
それもまた、あっても、やっぱり、ないのと 同じです ”

その時たまたま枕元に置いていた本は
「龍樹 ”あるように見えても空という”」


夫が図書館から借りてきた、ゴリラの研究をされている方の本は
京大出身で、その方の先生は河合雅雄さんでした。
昔読んだ雑誌 Mother nature で
立花隆さんと対談されていたのを思い出しました。 

そのゴリラについての本の、対談相手だった小説家の方は
以前、河合隼雄さんに小説を読み解いて頂いたときのことを
本の中で書かれていました。
無意識で書いた小説の文の中に
偶然意味合いがつながっていた箇所について。


私たちの思考の枠からぐっと離れた外側で
たくさんの出来事があって
それらにふっと気づかされた時の楽しさ。





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