日々のつれづれ日記

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いじめ許さず生徒への*一言*

2006-10-27 | Weblog


新聞投稿記事より。

嘱託職員 武内 克二 65歳

最近、いじめを苦に自殺するという痛ましい事件が続き、元教師として胸を痛めている。
自分のつたない経験が、参考になればと、筆を執った。
たいていの中学では、入学式が終わると、新入生に校舎を、案内する。もちろん、
案内先には校長室も含まれていることと思う。
私は、校長をしていた時、教員に案内されてきた生徒たちにいつも言う言葉があった。それは、「いじめは、絶対に許さない。もし、いじめられたらここに逃げて来なさい。いつでもこのドアを開いて置く。どんなことをしても必ず守る。」だった。
いつだっただろうか。
卒業間近の生徒が手紙をよこしてくれたことがあった。
「『部活動のいじめはないだろうか』などたくさんの不安を抱えての入学でした。そんな時、いじめは絶対に許さないという言葉がどれほど心強かったことか。
いじめようと思っていた仲間も手を出せなかったのではないかと思います。
」という感謝の内容だった。
私は、教師として当然のことを言ったまでだった。
それが生徒の心には、大きな心のよりどころとして響いていたことを知った。
いじめで将来のある命が奪われてしまう。
そんな悲劇が今すぐ終わるように願っている。
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一番の長としてご立派。させていただきます。