私が小六で元の学校に舞い戻ることになった時
小学1年生で受け持って下さった先生を指名してクラスに入れてもらった。
男の先生で背が高くハンサムでとても優しい慈悲深い先生だった。
そうしようと決めた母の思いを知ることはなかったが、たぶんいじめに会うかもと危惧したのかな?
たび重なる転校で学力もなし、勉強する気もなし、クラスメートにも馴染めずという3重苦。
慈悲深かった教師に託したんだろうね、今はそう思っている。
確かに学力はなかったが、何かと気を使ってくださる先生と、
新一年生で同じクラスだった友達が、「おかえり」と迎えてくれたのね。
それで一気に元々朗らかな私に戻れた。
小学校と中学校は隣どおし。
小学校では全く解らなかった算数の問題が中学1年生でやっと理解できた私は
帰宅前に小学校に寄り、「先生解けたよ」
先生は嬉しそうに「そうか~頑張ったな!また分かったら教えてな!」
「おかえり」と言ってくれた友達とはまだ付き合いが続いている。
なんて私は幸せな人生を送ってきたんだろうと今も感謝の心を持っている。
小学1年生で受け持って下さった先生を指名してクラスに入れてもらった。
男の先生で背が高くハンサムでとても優しい慈悲深い先生だった。
そうしようと決めた母の思いを知ることはなかったが、たぶんいじめに会うかもと危惧したのかな?
たび重なる転校で学力もなし、勉強する気もなし、クラスメートにも馴染めずという3重苦。
慈悲深かった教師に託したんだろうね、今はそう思っている。
確かに学力はなかったが、何かと気を使ってくださる先生と、
新一年生で同じクラスだった友達が、「おかえり」と迎えてくれたのね。
それで一気に元々朗らかな私に戻れた。
小学校と中学校は隣どおし。
小学校では全く解らなかった算数の問題が中学1年生でやっと理解できた私は
帰宅前に小学校に寄り、「先生解けたよ」
先生は嬉しそうに「そうか~頑張ったな!また分かったら教えてな!」
「おかえり」と言ってくれた友達とはまだ付き合いが続いている。
なんて私は幸せな人生を送ってきたんだろうと今も感謝の心を持っている。