【 天 津 編 】
急発展を続けるこの国。
私の出没する天津滨海地区の工場団地も2002年に初めて訪れてから17年経ち、野原から随分発展しました。
伊勢丹界隈です。
この辺りは随分都会になったので、隣町はどんなかなと思い、軽軌の電車で二駅となりの街に探検に出かけたのです。
一駅先の「塘沽駅」の近くです。
高層マンションが立ち並びます。
電車で数分行くと、
懐かしい、低層階の昔ながらの住宅が現れます。
今は随分見かけなくなりました。
さらに1,2分行くと、
すっかり町並みは消えます。
そしてTEDA駅から二駅先で降ります。
「胡家园」から探検の始まりです。
駅の周辺は何もなく、10分ほど高架の線路の下を歩きます。
うわぁ~~
ネタ探し処ではないわ~~
この寂れ具合・・・
帰ろうかなぁ。。。(笑)
みんなどこに住んでいるんだろう。
これはーーーーー
高層マンション群
在来線(火車)の線路が通っております。
右側の側道から向こう側に行けるかなと歩きましたが、グルっと回って左側に戻って来ちゃったよ~~
脇の側道はUターン用のようです。
向こう側に歩いては行けないのです。
まあ、人民はいつものように車道を歩いていますが
私は怖くて車道を歩けません
気持ち的に疲れたーーーー 汗
気分を取り直し、さっき乗って来た軽軌の線路の高架下に戻り、脇から回り込んで探検に行きます。
廃墟のような住宅を通り過ぎます。
生活感が有るので住んでいるようです。
線路が半世紀の歴史の分かれ目です。
線路の向こう側を恨めしく思っていないんでしょうかねぇ?
おおぉー
懐かしい住宅です。
やっぱり一般的な人民の住宅事情は変わらないんですね。
伝統のレンガ造りを真近に見たのは久しぶりです。
「发」=日本語で「髪」の意味が有るので、床屋さんでしょうか。
なかなかノスタルジックなので有ります。
独創的で品のある芸術的な髪形にしてくれるのかな?
しかし窓のような玄関? すげーな。
ちょっと入りにくくねぇか?
あと、窓枠のサイズが左右違うように見えるのは気のせい?
ものすごいやっつけ感(笑)
懐かしいレンガ作りのチープな校門の小学校。
でも、看板だけは メンツを立てて成金目指して
金ぴかです。
意外なことに、壁が倒れない様にちゃんと補強していますね。
いかにレンガ作りが危険な事は認識しているようです。
しかし、踏切りの無い線路を挟んでこっち側は、「隔離された過去の街」の印象を受けた今日この頃。
いい加減にしてくれよ!
そもそも植え込みが歩道のど真ん中って、どーよ。
それに加え、電柱が追い打ちをかけて乱立!
歩行取材に嫌がらせかよ!!
新人類と言われた80后(1980年以降生まれ)が稼ぎ頭になっている今。
この国は、無人EVバス をコントロールし、AIドローンも飛び交う現在、
ココは、まだまだキミたち生まれた頃から発展が止まっているじゃん。
と、思った方は、