翌朝、 ワリとすっきり目が覚めたのですが、起き上がった途端!
うぇっ!
気持ちわるっ!!
起き上がれない。。。
ヤバイ。 迎えの運転手が来ちゃう。
そこに、総経理から、1本の電話。
今日、雪降っちゃって高速無理だし、天津市内がチョー混むから新幹線の駅まで送って行けないわ。
新幹線に乗るまで間に合うか時間が読めないよ。
会社の運転手が近所の駅まで送るから、そこから電車で行って!
えぇ~~~
オレ、25キロのスーツケースに、8キロのショルダーに、更に例の「コントロールBOX」の手荷物が6キロもあるんでっせ!!
しかも昨晩の白酒1本飲み干した影響で、ゲロげろ状態。(爆)
こともあろうに、こんな状態で1時間半の道のりの通勤電車でもみくちゃにされてしまうことになろうとは誰が想像したであろう!
ってか、だれも想像すらしないっちゅうの。
地下鉄路線図であります。
PCだけ、画像クリックで拡大します。
9号線の終点から数えて4番目の 泰達(TEDA)駅 から乗車。
天津駅で2号線に乗り換え、4駅目の西南角駅で更に1号線に乗り換え、
2駅目の「天津西」までの長い道のりなのです。
予想通り、通勤列車では座れません。
でも天津市内方向に通勤する人は比較的少ないようです。
日本では考えられないプロ通勤者がいます。
椅子を持参するのであります。 毎日の事なので学習能力が身に付くのです。(笑)
そして15駅目で、やっと天津駅。
そこからあの荷物を引きずり2号線へ → 4駅目で1号線 → 2駅目が「天津西駅」
ここで、新幹線に乗るのです。
数々の難関を乗り越え、やっと辿り着いた天津西(高速鉄道)駅
そして、そこで待ち受けていたものは!
階段
(カメラをフルオートモードで撮ってしまいイラストみたいな画像になっちゃいました。)
階段の左側の奥にスロープがありましたが勾配が急過ぎて、おまけに雪でつるつる。
ツルっと滑ったときには一巻の終わりなのです。
もう最悪を通り越して、笑いが出てきちゃいました。
しっかし、
でかい駅であります。
でも、車で送迎されても日本みたいに玄関前まで乗りつけられないのです。
せっかく地下鉄を併設しているのに駅と駅がバラバラで遠過ぎ。
ここまで辿り着くのに重い荷物を引きずって15分もかかりました。
どっちも国営で、ほとんど同時建設なのに京成上野駅とJR上野駅のようなパターンなのです。
意味が分かりませんですわ。
さすがの仏の私でもグチが出てしまいます。 ってか、誰がホトケやねん。(笑)
なにっ!
恐ろしくデカイ駅であり、
そしてスカスカ! 利用客が少ないのであります。
違いました。 列車ダイヤの利用客数のキャパシティーに対して駅を設計したのではなく、下記の様な人民の習性を考慮すると、コレくらい広くしないとダメなのです。
そして、発車30分前なのに、改札口が
ドット混む!?
全席指定なのに、この習性は不思議でなりません。
でも、なんとなくわかってきました。
指定された席では不満なので、自由に自分で席を選ぶ自由席が好きなのです。
この国のシステムは電車もバスも、いわゆる市外の長距離乗り場は、指定の
時間にならないと改札口を開けてくれないし、目的のホーム以外には行けない
ようになっています。
いわゆる キセル 対策ですね。
脇方向はスカスカなのに縦方向のスペースはパンパンで、他の路線に行きたい
人が横切れないのです。
へんてこりん な駅設計なのであります。
そして5時間
その間、
何時間走っても、こんな感じで景色が変わりません。
「○界の車窓から」の中国大陸編が無い理由が分かりました。
(コレはうそです、たぶん。(笑))
今回はウォッチングしたくなる人民がいなかったので、寝るだけです。
「前回天津に来た時のような若いお姉さん」 の乗務員は居ません。
ばばあ お年を召した方だけでした。 残念。(何が?(笑))
そして「蘇州北駅」に到着。
ここも駅は恐ろしくでかい。
そして、タクシーが止まっている駐車場まで重い荷物を引きずって15分。
ゼンゼン高速鉄道のうまみが生かされていません。
天津西駅での乗る時の時間とあわせ、30分は時間をロスしています。
プンプン!
そして、あらかじめ予約しておいた 白タク で常熟に向け街中に突入すると
おおぉ~ 既に帰国されてしまった毛沢山さまのテリトリーだとすぐに納得いたしました。
ピンボケですんません。
50分ほどで、無事に会社到着。
そしてオチも無く、ダラダラとグチだけで終わってしまいました。
ではまた。
利便性は全く考慮されていませんね。北京空港の新しいターミナルも、無駄に
歩く距離が長かった記憶があります。独裁国家は、巨大な建築物を造るのが
好きですね。
同感です。
北京空港もしかり、すべてにおいて人の流れの動線を考えずに作っているとしか思えません。
この前、常熟から新幹線で天津駅に到着した際、「地下鉄9号線」の表示が有って、親切じゃないか。 と感心しましたが、確かに改札口はそこでしたが、チケット売り場は真逆の方向で、何の案内表示もありません。
結局逆戻りして地下鉄1本乗り遅れましたよ、まったく。
最近、日本の私の友人で大陸未経験者の読者が数人いらっしゃるようなので、記事を初歩的な観点に加筆修正していますのでご了承願います。