那須塩原エリアで今、一番注目されているのが…
那須どうぶつ王国
ではないでしょうか!?
ここの詳しいレポはまた後にするとして、、、
このどうぶつ王国の中に、素敵なレストランがありました。
その名も…
と言います!!
ツシマヤマネコ
日本の野生動物を守るためにできること
って書いてあります。
なんとも「生物多様性保全普及啓発型レストラン」って言うんですって。
生物多様性(biological divercity)についてはこちらを参照!
19世紀から20世紀にかけては環境の破壊を繰り返してきた先進諸国。
21世紀、生物の多様性を守ることが喫緊の課題になっている…という話ですかね。
自分たちでその環境を壊しておいて、壊れたから保全を!っていうのも何とも言えないし、また、もうここまでくると「開発」という名の「破壊」を止めることはできないんじゃないかって絶望的な気持ちになりますが、それでも、こういう活動を続けることには意味はあると思います…。が、…どうなんだろう…とも。
もう、「人間」が滅びることこそが、「生物多様性保全」に一番重要なんじゃないの?って…。人間が滅びたところで、地球にも、地球上の人間以外の動物にも何の害もないわけで…(;´・ω・) 「人間」という生き物それ自体が、地球上のあらゆる動植物にとって「害」なんだろうなぁって、思ってしまいます。
…
そんなことを考えつつ、お店の前のメニュー表を見ると、、、
予想通り、ありましたありました♪
トチブーラーメン(850円+税)💛
那須どうぶつ王国に来て、ラーメンを求める客はそうそういないだろうな、とも。
ブログの「ネタ」的には、人気の「ヤマネコランチ」を食べるべきなのでしょうけど、僕は「ラーメンブロガー」です。どこに行っても、そこに「ラーメン」があれば、それを追い求めるのみ!!!
店内はこんな感じです。
とっても広々とした大きなレストランって感じ!?
ないしは、大きな大学の学食って感じ!?
お料理や飲み物は全てセルフサービスになっています。
窓からの眺めはとっても素敵です。
注文口~受け取り口の上にはこんな大きな看板が…
ヤマネコランチもとっても気になるところ、、、
でも、僕はここに何しに来たんだ!?!?
そう、ラーメンを食べに来たのだ!!
え?!(動物を見に来たんじゃないの??(;´・ω・))
鉄板焼きに、カレー各種に、ラーメンに、ヤマネコランチ…
っていうか、ヤマネコランチ、既に「本日終了」してるし…(;´・ω・)
トチブーラーメンの「トチブー」とは…
「栃木豚の自家製チャーシュー」のことみたいですね。
栃木の豚=トチギブタ=トチブー、か…(これ、絶対、中年のおっさんが考えたネタだ…💦)
チャーシューが自慢のラーメンみたいであります。
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、那須どうぶつ王国でしか食べることのできない、
トチブーラーメン
です!!
写真のアングルがよかったのか、とっても凝ったラーメンに見えますが…
ええ、いたってシンプルで王道のノーマルなラーメンでありました。
わかめ、コーン、茹で卵半分、メンマ、白髪ネギ、
そして、異様な存在感を誇るチャーシュー。。。
王道にして異端!?!?
zoom up!
スープを飲むと、、、むむむ!?!?
これは、どこかのデパートの展望レストランで食べるような味のスープだ!
ないしは、学食とか、フードコートで食べるような味のラーメン💛
「昔ながらの~」というよりは、「(旧)ファミレス系」のラーメン!?
(今のファミレスって、ラーメンのレベルもかなり高くなってきているから…)
今考えると、こういう昔のファミレス系のラーメンの味ってなかなか経験できないかも!?
正直、もう少し凝ったスープが出てくるかな、とは思ってましたが、これ以上にない王道の昔ながらの展望レストラン系醤油ラーメンの味わいでした。
麺はこんな感じです。
場所が福島との県境のエリアとあって、わずかにいい感じの麺になっていたかな?!
喜多方~白河のラーメンの魅力って「麺にある!」と言われています。
そんな麺王国エリアの麺ですからね、、、
でも、まぁ、普通の中華麺だったかなぁ、、、(;´・ω・)(;´・ω・)💦
で、最後のサプライズがこちら!!
トチブー(栃木豚)のチャーシューです!!
このトチブーがむっちゃ美味しかったです\(^o^)/
なんだ、この圧倒的な存在感は、、、と。
そうか、このトチブーを食べさせるためのラーメンだったか、、、と思いました。
このチャーシューはまさに「感動レベル」の美味しさであります。
低温調理チャーシューではないですが、むちゃくちゃ柔らかくて、トロトロのチャーシューで、厚みもしっかりあって、弾力性もあって、もう、申し分ないチャーシューになっていました。
このチャーシューを頂けただけで、ここに来た甲斐がありました💛
***
というわけで、、、
那須どうぶつ王国内の「ヤマネコテラス」のラーメンのレポでした!
ラーメンはちょっとイマイチでしたが、チャーシューは圧倒的に美味しかったです。
これなら、チャーシューメンも出した方がよいのでは??、とも。。。
なお、こちらのお店のイチオシは「ツシマヤマネコ米」なんですって。
今回は食べてないので、なんとも言えませんが、、、
あ、ツシマヤマネコを使ったお米とかって訳ではないですよ💦💦
ツシマヤマネコのえさとなる虫や小動物が生きられる田んぼで作るお米ってことみたいです。
ツシマというくらいですから、長崎県対馬に生息するネコということになります。
いわゆる(ヨーロッパヤマネコの)家畜化による「イエネコ」とは異なる「ヤマネコ」は日本ではこのツシマヤマネコのことを指すことが多いんだとか、、、(そうなのか、、、)
つまりは、「野生の猫」ってことになりますね。1971年に「天然記念物」に指定されたそうです。
このサイトの「減少原因」を読むと、溜め息しか出てきません。結局、人間が減少させているんじゃん…って。自然淘汰じゃない。人為的な原因で、、、なんだって。
日本では、ツシマヤマネコとイリオモテヤマネコの二種だけが「野生猫」と呼ばれるんですね。
野生のネコちゃんを愛してこそ、真のネコ好きと言えるのでしょう。
「かわいい」「かわいい」と叫んでいるだけじゃ、それは真の愛ではなく、ただの欲望です。
…
これ、保育にも通じるなぁ…。
赤ちゃんを見て「かわいい」「かわいい」って言っている人って、赤ちゃんを愛している人じゃない。ちゃんと全体を見て、危機的な状況にいる赤ちゃんの保護やその支援を考えている人こそが、真の赤ちゃん好きと言えるでしょう。
僕自身、もともと赤ちゃんや子どものことが大好きで、またそんな幼い子たちのために生きたいって思ってきて、色々研究や実践をしてきたけど、辿り着いたのは、遺棄されたり殺されたり虐待されたりする赤ちゃんや子どもをどう守るかっていう話になっていきました。
ツシマヤマネコを保護しようとする人たちとの「つながり」を感じることができました。「好きだからこそ、守りたい」っていう気持ち、、、かな。愛しているからこそ、その隅っこで危機的な状況を迎えている存在者(ツシマヤマネコや捨てられる赤ちゃん)のためになんとかしなきゃってなるんです。
そういう意味でも、赤ちゃんポストの話を保育の世界で語ることって大事なんだな、と再認識しました。
ここに来てよかったなぁって思います。