新潟はお米の産地。だから、お米の専門料理店もかなり多い。その中で、とても有名なのが、こちら「おにぎり越後屋」だ。
お寿司屋さんのような雰囲気の店内で、ぱっとみたところ、お寿司屋さんそのまんま。だが、れっきとしたおにぎり専門店。おにぎり職人(?!)の方がしっかりと握ってくれる。
「おにぎりってこんなに美味しかったっけ?!」
というのが、正直な感想。
僕らコンビニのおにぎり世代は、おにぎり=コンビニという固定観念があるのと同時に、添加物にすっかり慣れ親しんでしまっている。コンビニでおにぎりを食べない!という主義の人以外では、もはや添加物入りのおにぎりがおにぎりになってしまっていると考えてもおかしくない。
僕自身、コンビニのおにぎりは愛用している。手軽で便利で種類も豊富だ。が、ここのおにぎりを食べて、その両者の味の違いにびっくりした。もちもちっとしていて、ふわふわっとしている。コンビニおにぎりとは全然違うのだ。当然といえば当然なのだが、自分がいかにコンビニおにぎりに慣れてしまっているかに気づいた。
具もたくさん。のりもパリパリ。おにぎりの感動を再び思い出した、、、ような。
ちなみに、このお店、どういうわけか、店内にロックバンドマンの色紙がずらりとならんでいる。ムックの四人の色紙と生写真もあった。しかも、どういうわけか、V系が多く、またV系のバンドのポスターもたくさん飾られていた。
お店の人に聴くと、「うちはどういうわけかバンドマンが多いんですよ。いわゆるテレビの有名人はあんまりこないんです。バンドマンばっかりなんですよね。不思議です」、と教えてくれた。
V系好きの旅人は、是非こちらのおにぎりを味わって、バンドマンたちに思いを馳せてみてはいかがでしょう。ムックの面々はここでいったい何を食べるんだろう?!