僕がラーメンブロガーになって、もうすぐ9年が過ぎようとしています。
その間、ずっと食べ続けてきたお店の一つに、「とんこつラーメン一代」がありました。
とんこつラーメン一代都賀店との出会いは、2006年4月20日でした。
http://sehensucht.269g.net/article/2041704.html
その後も、もう、数え切れないくらいに来ています。
http://sehensucht.269g.net/article/3550256.html (例えば)
かれこれ、7年半以上のお付き合いになるんですね…
僕が、素朴に心から大好きなお店です。
そもそも、自分の故郷(?)である鎌取エリアに本店があり、それこそブログを始める前から大好きなお店でした。
その姉妹店(?!)ということで、それはそれは、特別な感情がありました。
店主さんと奥様のどちらも素敵な方でした。本当に素敵なんです。
ですが、残念なお知らせをしなければなりません…
12月27日をもって、一代@都賀は閉店します。
ショックです…
ずっと好きだった一代都賀店が閉店してしまう…
今の店主さんになってから、9年間続きました。
彼の名誉のために述べておきます。
店主さんはまだまだ続けたいと思っているのです。しかし、「続けたい」と思っても、店舗の所有者が「貸さない」と言えば、どうしようもないんです。似たようば物件はあっても、同じ物件はそうあるものではありません。
ここで言えるのは、そこまでかな。いずれにしても、「やむにやまれぬ事情」での閉店となります。店主さんも、本当に断腸の思いだと思います。それは伝わってきました。
一代@都賀は、それこそフリークさんや評論家の人たちに振り向かれるお店ではないです。が、本当に多くのファン、常連さんがいっぱいいたんです。毎週末に必ずくるお客さん、それこそ毎日お昼にやってくるお客さん、一人で飲みながらラーメンを食べに来るお客さん、いろんな人がこの一代に集まってきていました。僕も、他のお客さんとラーメン談義に花を咲かせたこともありました。
店主さんも、「本当に、常連さんには申し訳ない」、と言っていました。
まだまだやれるはずなのに…(´;ω;`)
悔しいです。。。
もう、全部食べました。全部大好き。
あと何回来られるかわからないけど、とりあえず「つけ麺」を頂こうと思います。
かなり久々です。
あれれ?!
こんなヴィジュアルでしたっけ?!?!
なんか不思議なヴィジュアル…
スープに何も入ってない… その代わり、具のお皿がすごいことに…
完全にスープと具を分けたんですね。これ、なにげにすごいかも・・・
このつけ麺、好きなんです。なんなんだろうなー。とにかく好き。
濃厚じゃないけど、かなりジャンク。
ジャンクであっさりとした豚骨つけ麺。
なんか、もう食べられないと思うと、泣けてきます・・・
もっと食べておけばよかったなぁ、、、とも。
一代のつけ麺は、本当に他に類を見ない独特のつけ麺なんです。
閉店前に、もう一回、このつけ麺が食べたい・・・
僕が世界で一番大好きなチャーシュー丼。。。
これ以上のチャーシュー丼はないだろうなー。本当に絶品なんです。
ネギとチャーシューがいっぱいどっさりと盛られていて。。。
味はかなりイケイケで、ジャンク。
そういう味を僕は求めているんだなぁ、と再認識。
このチャーシュー丼も、閉店前にまたもう一度食べたいっす。。。
チャーハンです。こちらのチャーハンには、生食用のエビがコロコロ入っています。
贅沢を感じるチャーハンです。こちらはジャンクというよりは正統派、ですかね。
野菜炒めも頂きました。
素朴でありながら、やはりラーメン屋さんの味になっているように思いました。
豆板醤をからめて食べると、ますます刺激的になります。
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「ラーメンブロガー」、「ラーメンフリーク」としてではなく、「地域住民」として、このお店が大好きでした。
なんていうのかなー。庶民的というか、カッコつけてない、というか。
そういう潔さがあるお店でした。
閉店までまだ10日ほどあります。是非、この機会に、「最後の一代の味」を堪能していただければ、と思います。
一代は、千葉のラーメン界の誇りです。
千葉を代表する、実はすごい局地的な地ラーメンなのかもしれません・・・