ずっと気になりながら、行けていなかったお店に遂にやってきました!
北インドカレーを専門にする老舗店、
サンサーラ
Indian Restaurant SUNSAR
です!!
サンサーラは、1984(昭和59)年に創業した千葉では最も古いインドカレー専門店(の一つ?)。
その名の通り、संसार=saṃsāra(輪廻転生)から来た言葉で、インド哲学を感じるお店です。
でも、お店の雰囲気は、海外のにぎやかなストリートにあるインド軽食店って感じで、異国情緒があります。(ただし、ロケーション的には、超巨大なマンションの裏手にあるので、まったくストリート感はありませんが…💦)
店頭にあった掲示板。
Aランチがビーフベジタブル(1050円)で、Bランチが日替りベジタブル(840円)。
Cランチが一番安くて、680円。なるほど…
お店に入ると、ホント、異国のどこかの大衆インド料理店に来た気分になります。
こじゃれた、というよりは、古めかしい異国のストリートのインド軽食店って感じ!?
と同時に、日本の昭和のレトロなレストラン、という感じもします。この雰囲気、いいなぁ~(n*´ω`*n)
フロアはこちらのお店のオーナーさん(日本人)が行っていて、厨房には北インド(ニューデリー)から来たシェフがいました。なかなか調理が上手そうなシェフでした(苦笑)。
カレーの味はどれも調整できるみたいです\(^o^)/
すごくシンプルで、分かりやすくて、いい表ですね。(今の激辛店とかだと複雑すぎてどれくらい辛いのか分からない表記が多い気がします。「3辛」とか「8辛」だとか「10辛」とか…、数字で言われても、、、って。この四分類くらいが妥当では!?、と。
では、メニューを見ていきましょう。
こういう歴史あるお店はメニューが多いんだ…(苦笑)
スープは現在やっていないのかな?
サラダ、ナン、ライスが色々並んでいます。
インド風ピザの「クルチャ」もある!!💛
そして、スタンダードのインドカレー各種。
キーマカリー、サブナムカリー(Shabnam=女子の名前=女性向けの甘みのあるカレー?!)、ビーフカリー、プローンマサラ等があります。「カリー」って表記しているところに、「こだわり」と「昭和」を感じますね。
なんか、写真だけでも美味しそう!
そして、この店自慢の「チキンバターマサラ」があります!(直感的にこれが食べたい!って思いました)
また、「チキンジャルフェアジー(ジャルフレージー)」「ナブラタンコルマ(9つの宝石!)」「チキンラージャワーブカリー」など、魅力的なカレーがい~~っぱいあります。
更に更に…、「マトン・ド・ピアザ(玉ねぎ)」に、「ダル・カリー」まで、、、
まさにこれは、「カレーの総合商社」!!(苦笑)
で、僕の心を掴んだのは、こちらの「プレート・メニュー」でした\(^o^)/
ファイン・プレート、デュー・ファイン・プレート、そして、シー・ファイン・プレートがあります。
こちらの写真をみて、「ピピピ」ってきました!(苦笑)
シーフードはそこまで好きじゃないので、デューファインプレートを注文しました。
デューの方だと、「チキンバターマサラ」が食べられるので💛
更に、スペシャルコースメニュー?がありました。
こっちもいいなぁって思ったけど、「プレート」には勝てませんでした(苦笑)
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!
デュー・ファインプレート(1480円)
です!!
ひゃ~、これはもう「インドの大人向けのお子様ランチ」だ!!\(^o^)/
このヴィジュアル、ワクワク感が止まりません!!✨
大事なのは、このワクワク感、トキメキの感情!!
反対から見るとこんな感じです。
タンドリーチキンとインド風サラダときゅうりとトマト!!
こりゃ、めっちゃそそりますよ!!!
2021年、「ラーメンにこだわらないことにこだわる」というテーマで動いていますが、ホント、こだわりを捨てると、色んな発見や驚きがあるものですね!!
世の中に、こんな素敵なお料理が存在していたなんて、、(大げさだなぁ…苦笑)
タンドリーチキン(二種)がもうホントに美味しくて。結構「しょっぱさ」が際立っていて、そのしょっぱさとスパイスの刺激が、僕の脳みそを直撃しました!って感じでした。
curry, zoom up!
こちらの「チキンバターマサラ」が、もうホント絶品過ぎて…😿
トマトベースのクリーミーなバターマサラ!!
濃厚さと辛さと甘さと「やさしさ」を感じるインド&ヨーロピアンな味わいのカレーになっています。
バター&クリーム&トマトなので、どこか「欧風料理感」があるんです。(インドにもそういうカレーがオリジナルであるのかもしれませんが、味わい的には「欧風カレー感」がありました。まぁ、こういうカレーがヨーロッパにあるとは思えませんが…。なんていうか、「洋食技術を応用した日本人向けのインドカレー」って感じ!?
ライスはこんな感じです。
これは、…日本米かな??!!(なんか微妙に違うような…)
日本米っぽさもありつつ、どこかアジアっぽさもあるような、でも、タイ米でもないような…
日本人が作る「カレーライス」とは違う次元の「curry rice」。
英語にすると、「indian and europian curry rice for the japanese people」って感じ?!
マトンのお肉もとっても美味しくて、ライスとの相性もとってもよかったです。
…
そして、最後に、「チャイ(cold)」を飲んで、おしまいです。
このチャイも飲みやすくて美味しかったなぁ~~。
一つのプレートとドリンク、これだけで全身が幸せな気分に包まれました✨
いや~、凄い、お見事、あっぱれ、デリシャス!!
***
というわけで、、、
輪廻転生を掲げるサンサーラの念願の初レポをお届けいたしました。
多分、このお店の存在を知る人って、近所の人以外、ほとんどいないんじゃないかな??
ネットで検索しても、ほとんど情報が出てきません(それにいいコメントもあまりありません)。でも、実際にここで食べてみて、「すっごい面白いお店じゃん!」って思いました。
マスメディアではないミドルメディアのこのブログで取り上げたい(取り上げるべき)お店だなぁって思いました。なんといっても、創業36年の老舗のカレー店でありながら、表立ったレポや記事もなく、しかも人目につかない場所にあり、たとえこのお店の前を通っても、気づかないであろう店舗ですからね。
他のカレーがどうかは分かりませんが、「チキンバターマサラ」と「タンドリーチキン」はむっちゃ絶品でした!!
緊急事態宣言期間限定のテイクアウトメニューもありました。
飲食店もホント色々と大変ですよね…
でも、そこからまた新たなカルチャーが生まれるかもしれません。
チキンバターマサラ弁当なるものが生まれているわけですからね。
今回レポしたチキンバターマサラのカレー弁当です。
こちらのお店は「千葉サニータウン」という巨大なマンションの1F部分にあります。
そのサニータウンの正面からは絶対に気づかない「裏手」にあるんです。
でも、その一角が、なんとも「海外の飲食店風」で、とっても嬉しくなりました。
お店の前はこんな感じです。
千葉東税務署から徒歩1分くらいの場所かな?! あるいは「椿森陸橋」近く。
でも、何も知らなければ、絶対に気づかない場所…
そこが、なんとも魅惑的でもあります✨