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これは目からウロコ!メンデルスゾーンイヤーに斬新なシャイー盤が登場!

2009年09月16日 | オススメ、クラシックCD&コンサート!
メンデルスゾーン・ディスカヴァリーズ
ゲヴァントハウス管弦楽団、リッカルド・シャイー(指揮)、ロベルト・プロッセダ(p)
ユニバーサルクラシック

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今年は天才作曲家のメンデルスゾーン生誕200周年(メンデルスゾーンイヤー)ということもあって、続々とメンデルスゾーン作品のCDが市場に投入されておりますが、その中でもかなり浮いている感じのCDを衝動購入しちゃいました!メンデルスゾーンの既成概念を打ち破ると言っては言いすぎかもしれませんが、またまた新しもの好き?のリッカルド・シャイー氏がやってしまいましたよ!しかも名曲の交響曲第3番「スコットランド」の1842年ロンドン版)、そしてさらにビックリこちらも名曲の定番、序曲「フィンガル洞窟」(1830年ローマ版)ということで、これまでに聞いていた通常版はなんだったのか!というサプライズな曲の組み合わせとなっております!

にしても最初に聴いた通常版が耳に残っていてファーストインパクトとなっていたので、これを聞くとまったく別物になっているので、評価は別れちゃうかもしれませんねー。以前、シャイー氏はシューマンの交響曲でもマーラー編曲版を録音しているので、こういった違う視点から作品にスポットを当てるのがお好きなようです。こういったシャイーの試みは非常に高く評価しております。まさに「メンデルスゾーン・ディスカヴァリーズ」というタイトルがうってつけのCDと言えます。

HMVのリンクは、こちらからチェック!

生誕200年を迎え、新たな発見が!
シャイー&ゲヴァントハウス/メンデルスゾーン・ディスカヴァリーズ

シャイーの入念な検証のもとにリリースが続く「ディスカヴァリー」シリーズ。今回は手兵ゲヴァントハウス管弦楽団とも深い縁のあり、今年2009年に生誕 200年を迎えるメンデルスゾーンに焦点をあてています。1842年にゲヴァントハウス管が初演した『スコットランド』は、メンデルゾーンが同年渡英した際ヴィクトリア女王に献呈されました。その際に改訂を加えたものが1842年ロンドン版です。そして今回は同曲のスケッチも収録されています。

ピアノ協奏曲第3番ホ短調は、2006年にマルチェロ・ブファリーニが補筆完成したもの。ソロを務めるプロッセダのみに演奏が許され、彼は2008年10月に新日フィル定期でこの作品を日本初演しています。

『フィンガルの洞窟』として知られる序曲「ヘブリディーズ諸島」は、1830年のローマ稿をクリストファー・ホグウッドが校訂した楽譜で録音しています。

【収録情報】
メンデルスゾーン:
・交響曲第3番『スコットランド』(1842年ロンドン版)
・交響曲第3番のスケッチ
・ピアノ協奏曲第3番(マルチェロ・ブファリーニ補完版)
・序曲『フィンガルの洞窟』(ヘブリディーズ諸島)(1830年ローマ版)
 ロベルト・プロッセダ(ピアノ)
 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 リッカルド・シャイー(指揮)

 録音時期:2009年1月22日-23日
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 録音方式:デジタル(ライヴ)


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