ゴンの釣り日記

五島列島東奔西走

みんな釣り馬鹿だった・・2

2005年11月06日 21時24分23秒 | 沖磯上物
 暴走する釣り馬鹿集団は無事椛島に到着、おいらもポイントを確保した。
この時期心配なのはハゴイタ・アジゴ守備軍だ、祈るような気持ちでマキエを打つ・・打つ・・打つ・・良ぉ~し!とりあえずセーフエサ取り問題はクリアしたが問題は大ウネリと大サラシ、潮は当てて来ていてサラシとぶつかる潮目がサラシの強弱で行ったり来たりの状況、当然足元はグチャグチャだ。
う~む釣り難い沈めは諦めウキを浮かして釣る事にする。IDR-FA2BにJクッションのJ6の組み合わせ、ハリスにはJ6を2個段打ち、こんなシカケは何年ぶりだろう?サラシに負けないようにドッシリしたFAをチョイスした訳だな。
 
 足元にマキエを入れてもエサ取りらしき影は無い、瀬際にマキエを打ち潮目にシカケを投入しアタリを待つが変化無し。シカケを回収エサは取られている、ガン玉をチェックしてみると上下に噛み跡が!キタマクラ遊撃隊を忘れてた
ハリスを張替えガン玉を外す、さっきのパターンで潮目を釣るがアタリ無~し!シカケを回収してみると針も無~し続けて投入・・やっぱり針が無い・・どうやら潮目の中にキタマクラが並んでいるようだ。
沖釣ってたら針がいくら有っても足りないようなので瀬際狙いに変更する。潮目の手前にマキエを打ちエサ取りを釘付けにし、足元に1杯先打ち~シカケ投入~追い打ちマキエのパターンに変更、シカケは瀬際から1m以内にひきつけて、ラインを修正しながら入れ込んでいくと竿引きでアタリが来た!バッチリじゃない!浮かしてみると30cm位のクロ
同じパターンで今度はイスズミ、次は良型だったが道糸から高切れ???ラインをチェックしてみると噛み跡が付いているキタマクラに噛まれていたのか?

 その後何となくアタリが遠のいたので瀬際を見切り、サラシのカーテン作戦発動!足元にマキエを入れ左手に伸びているサラシの向こう側を釣る事に。
サラシが静まるタイミングと会うとクロが釣れるのだがタイミングがムズイ!それでもエサ取り対策に使える事を確認できた。

 午後からはキタマクラ遊撃隊がどっかに行ったようで潮目の中でもエサが通るようになった。エサは通るがクロのサイズは相変わらずで最大35㎝止まり、

サイズには不満があったが色々試せて面白い釣行になった。
港に帰って全員の釣果を見てみたが、全体的にサイズが小さく最大が浦さんの釣った39㎝だった。

でも何でヘルメット?浦さん
 

みんな釣り馬鹿だった・・

2005年11月06日 20時45分00秒 | 沖磯上物
 ジャカ降りの雨が降る中、マキエを混ぜ終え部屋に帰るとおいらの携帯から「お祭りマンボ」が鳴り出した、出てみると副会長の丈さんからで「雨でシケで延期~!」との連絡だった。
ガビ~ン!バッカン2杯のマキエはどうする?釣具屋にバッカンごと預けにいかなきゃいけないかなんて考えてたらまた「お祭りマンボ」が鳴り出した、今度はクラブ員のハトちゃんからで
「よいよい!行かんとかよ?だんもかんもマキエば混ぜくっちょってんか、行くって言いっちょっとぞ!」とネイティブな五島弁での誘いがかかる、釣り馬鹿のおいらは行く行く!と即答
「9時半出港じゃっけんが、ちぃ~っと位遅れたっち良かけん来んばぞよ~」そういい残して携帯は切れた。

 郷の首港に着くと、このシケに釣りに行こうって奴らが8人も集合していた、クラブ員の山下さんに至っては釣りには行かないけど見送りに来たって話だし・・

総勢9名+単独底物釣行の松井さん、10名の釣り馬鹿を乗せて明日香丸は出港した。

出港したは良いが船長は、ウネリが入ってシケてますよ~!と泣きそうになっている、船長の言葉通り若松瀬戸を抜けると大シケだった。どうする~?若松方面はだめじゃな!椛島行っか?行けばなんとかなるじゃろ!根拠の無い行動力と情熱だけある釣り馬鹿集団は嫌がる船長の尻を叩いて椛島に向かった。

 椛島に近づいても海は荒れ狂っている、西側にあるハナレに行きたかったが絶対無理な状況だ、東岸の奥の院周辺なら何とかなるか?と奥の院のワンドに行ってみると鷹ノ巣崎がウネリを受け止めなんとか上がれそうだ。
次々に波が上がらない所に瀬上がりしていく、ポーターをしていたおいらは、椛島の漁港が見える所に一人で上がる事になった。


長くなったので続く~