仙南地域情報ブログ「見てイガイん!仙南の魅力」

宮城県仙南地域の魅力を発信していきます。

みやぎ蔵王三十六景その1(柴田町:船岡城趾公園)

2014年02月12日 | みやぎ蔵王三十六景

 みなさん,こんにちは。

 今日は,みやぎ蔵王三十六景についてお話します。

 みやぎ蔵王三十六景って,みなさんご存じですか?

 当事務所では,平成16年に仙南のシンボルである「蔵王」をメインにした36か所のスポットを「みやぎ蔵王三十六景」として選出し,新たな地域資源として活用することにより,観光の振興や地域振興,産業振興を進めてきました。

 「みやぎ蔵王三十六景」の基本理念は,①食と観光の連携,②食と観光の仙南ブランドづくり,③住民協働の3つで,展開の方向として,「三十六景で商う」,「広げる」,「楽しむ」ことにしています。

みやぎ蔵王三十六景については,こちらもご覧ください

 まあ,簡単に言えば,蔵王が美しく見えるスポット36か所が「みやぎ蔵王三十六景」で,みなさん見に来て下さい,蔵王の美味しいもの食べて下さい,ということなんです。

 みやぎ蔵王三十六景は,どのスポットも本当に素晴らしい景観なんですよ。

 先日は,みやぎ蔵王三十六景の一つである,「船岡城址公園」に行ってきました

 船岡城址公園は,桜の名所としても知られ,4月には大河原の一目千本桜へと続く桜の回廊を眼下に望めますよ。また,桜の中を上っていくスロープカーも走ってます。

 船岡城址の魅力はそれだけじゃないんです。

 小説「樅ノ木は残った」の主人公,原田甲斐ゆかりの城でもあるのです。

 原田甲斐は寛文事件(いわゆる伊達騒動)の当事者の一人であり,伊達騒動は歌舞伎の伽羅千代萩なんかのモデルにもなりました。

 船岡城址公園には,原田甲斐と柴田外記の供養塔もあるんですよ。

 

 ちなみにですが,寛文事件の後処理に尽力したのが,白石城主であった片倉小十郎(景長)なのです。

 船岡城址公園から白石城とお城巡りしながら,想いを馳せるのも楽しいかもしれませんね。

 仙南は歴史ロマンの宝庫。面白い話はたくさんありますが,それはまた別の機会にお話したいと思います。 

 

(地方振興部 ヒラ茸)

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