春秋の彼岸やお盆の代表的な郷土料理として伝わる「おくずかけ」を次世代へ伝承するため、2月24日(日)に白石市中央公民館において「仙南地域の郷土料理『おくずかけ』家族料理教室」を開催しました。
郷土料理の伝承活動を行っている「みやぎの食を伝える会」副代表の小畑美枝子氏を講師に、仙南地域の小学校5~6年生とその保護者等が参加し、「おくずかけ」の調理実習と試食を行いました。
白石市内のみやぎ食育コーディネーターと食生活改善推進員4名も参加。里芋の皮剥きやごぼうのささがきの仕方について子ども達に教えます。
「おくずかけ」の具材は全部で10種類と、さまざまな野菜を使って作ります。
白石温麺は伸びないよう、最後に茹でることにしました。
子ども達も、とても熱心に調理に取り組んでいます。
白石温麺を器に盛り付けます。
おくずかけ汁を白石温麺の入った器に入れて、はい、できあがり!!
今回は、五目おこわの作り方も実演。おくずかけとほぼ同じ材料で作ります。
蒸かして作った五目おこわ。格別です。
最後にみんなで試食。ごちそうさまでした!!
子ども達からは、「作るのはたいへんだったけど、おいしかった!!」 、「嫌いな野菜も食べられた!!」等の感想をいただきました!!
おくずかけは、具だくさんの手の込んだ料理。お盆やお彼岸等、特別の日に作られた“ごちそう”なんだそうです。
きっと、家族や親戚が集まる日、先祖のことを思い起こしつつ、みんなの健康を願いながら作っていたのでしょうね。
皆さんもぜひ作ってみてください!!
こちらもご覧ください
事務所ホームページ http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/6.html
みやぎ蔵王温泉郷facebook https://www.facebook.com/miyagizao.onsen
大河原管内合同広報紙 「SENNAN THE KING(せんなんざおう)」
http://www.pref.miyagi.jp/site/kouiki-sennan/sennan-the-king.html
仙南地域の郷土料理 おくずかけ
地方振興部 M・K