仙南地域情報ブログ「見てイガイん!仙南の魅力」

宮城県仙南地域の魅力を発信していきます。

~伝説の孫太郎虫をゲット~斎川小学校生き物調査

2015年01月09日 | その他諸々

 さる,11月27日(木),白石市立斎川小学校を対象に田んぼの生き物調査を行いました。

 今回は3,4年生の児童5名が参加し,小学校周辺の水田と用水路でひとりひとり網を片手に水路内を調査しました。

 斎川周辺では,平安時代から,当地域で「子どもの疳の虫」の民間薬として珍重されてきた「孫太郎虫」(ヘビトンボの幼虫)が生息しており,今回はその捕獲を目指して調査を行いました。

【調査中の児童】

 「孫太郎虫」は数が減っており,なかなか見ることができなくなってきているそうですが,調査では,なんと大小10匹の孫太郎虫を捕獲することができました。また,その他,ヤゴや川エビもたくさん獲れ,斎川周辺の水質や自然環境が良好な状態で保全されていることを体験することができました。

 「孫太郎虫」は参加した児童により学校で大切に飼育され,ヘビトンボの羽化まで観察するそうです。

【捕獲した孫太郎虫】

 

 

 

 さて,この「孫太郎虫」という名前の由来には諸説あり,江戸時代の作家山東京伝の「敵討孫太郎虫」という伝説が由来となっているという説が有名です。 

 その昔,丹波国に桜戸姫(さくらどひめ)という美しい女性がいましたが,この女性の夫は横恋慕した他の男性に殺されてしまいます。

 女性は息子孫太郎と共に斎川村(現在の白石市南部)まで逃げてきましたが,孫太郎は虚弱体質のため大病に陥ります。桜戸姫は斎川地区に現在も残っている田村神社で必死に祈り,「斎川の小石の間にいる百足のような虫を食べさせよ」というお告げを授かります。

【田村神社は斎川小の南に位置する】

 

 これに従い,孫太郎に与えると,たちまち全快し,すくすくと成長します。そして,ついには,父の敵を討った,という伝説から,その百足のような虫を「孫太郎虫」と呼ぶようになったということです。

 

 

 

 

農業農村整備部 K.A

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県南ご当地キャラクター撮影会!!

2015年01月08日 | イベント・まつり情報

 

県南のとある場所で,県南ご当地キャラクターたちの撮影会を行いました~

つまり・・・
白石市PRキャラクター「ポチ武者こじゅーろう」,
角田市観光PRキャラクター「ひかりちゃん☆」,
蔵王町観光PRキャラクター「ざおうさま」,
七ヶ宿町観光PRキャラクター「源流ポッチョン」,
大河原町観光PRキャラクター「さくらっきー」,
村田町観光PRキャラクター「くらりん」,
柴田町花のまちイメージキャラクター「はなみちゃん」,
川崎町観光PRキャラクター「チョコえもん」,
丸森町商工会キャラクター「しょこ丸」の9人です

さらに,特別ゲストの宮城県観光PRキャラクター「むすび丸」も

駆けつけてくれて,総勢10名の撮影会です

全員が揃うのは約3か月ぶりです。

全員が並ぶと・・・

圧巻です

さらに,伊達政宗,片倉小十郎,支倉常長と歴史繋がりの3人,
宮城県「むすび丸」,白石市「ポチ武者こじゅーろう」,川崎町「チョコえもん」




阿武隈川沿いの3人,角田市「ひかりちゃん☆」,柴田町「はなみちゃん」,丸森町「しょこ丸」




蔵王山麓の3人,白石市「ポチ武者こじゅーろう」,蔵王町「ざおうさま」,
七ヶ宿町「源流ポッチョン」




そして,桜や紅花やみちのく公園の花など,花繋がりの3人,
大河原町「さくらっきー」,村田町「くらりん」,川崎町「チョコえもん」




さらに,桜繋がりの2人,大河原町「さくらっきー」と柴田町「はなみちゃん」


たくさんのカット・ポーズをカメラマンさんに撮ってもらいました〜


さて,今回の撮影,何に使われるかというと・・・,

「仙台・宮城【伊達な旅】夏キャンペーン2015」県南エリアガイドブックに載るんです

とってもかわいい県南ご当地キャラクターたちの写真は,
県南エリアガイドブックで見ることができますので,
皆様,完成をお楽しみにお待ちくださいね

そして,県南エリアガイドブックを手に,この夏是非,県南にお越し下さい


県南ご当地キャラクターたちが,お待ちしております

                                                        (地方振興部 M.H)

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年始のご挨拶

2015年01月05日 | ごあいさつ

 みなさん,明けましておめでとうございます。

 平成27年(2015年)が始まりました。

 今年も仙南地域から観光の話や美味しい話,意外な話をお伝えしたいと思います。

 

 さて,みなさんは年末年始のお休み如何お過ごしでしたか?

 私事ですが,叔父の家「だった」ところへ3年ぶりに行ってみました。

 「だった」ところというのは,叔父の家は東松島市の野蒜にあり,

 東日本大震災の時に津波被害を受けて解体し,更地にしてしまったからです。

 家の前にあった仙石線の線路は藪になり,周囲は更地だらけになっていました。

    

(2011年4月29日撮影:津波でいろいろなものが流されてきました。)

    

(2015年1月4日撮影:周囲に家が数軒残っていますが,ほぼ更地です。)

 子供の頃によく遊んだ野蒜海岸にも行ってみましたが,

 防潮堤の工事など復興に向けた工事が進んでいました。

 まだまだ,復興は道半ばだなと思いながら帰ってきました。


 宮城県の復興計画では,平成26年度から29年度まで再生期。

 復旧から再生,そして発展へと進んで行きます。

 仙南地域は,道路などの復旧は早くできましたが,

 産業面では未だ復興できたとは言えない状態です。

 これまで以上に復興に向け,仕事を頑張らねばと誓ったお正月となりました。

 

 みなさんのお力添えをいただいて,頑張っていきたいと思いますので,

 今年もよろしくお願い申し上げます。


                                            (地方振興部 ヒラ茸)

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