なんとも甘~~~いラブストーリー
こんな王子様みたいな人いたらいいよなぁ~~って思える
レオポルドかっこいいー
ほんとこんな恋は無いだろうなっ
って乙女ちっくな女の子の願望がいっぱい詰まった映画でした
めぐり逢うことは運命…過去でも、現在でも
恋愛より仕事。王子様よりエグゼクティブの椅子――それが、ケイトの優先順位。
だって、これまでいくつ恋をしても、誰も幸せになんかしてくれなかった。
それどころか、男の貸したお金が返ってきたためしだってない。
恋はたくさん好きになった方が負けのゲーム。
人生を変える出会いなんて、あるはずがない……。
そう思っていたケイトの前に現れた、ハンサムだが時代錯誤なファッションの彼は、
礼儀正しく、ロマンティストで、全身全霊で女性を愛し守る男。
まさに白馬に乗った王子様だった。
ちょっと待って、あなたは誰?いったいどこから来たの?
あらゆる恋を奇跡に変える街、ニューヨーク。
「おとぎ話じゃ生きていけないわ」が口癖の現実主義者ケイトが、
傷つくのが怖くて心にまとった鎧の下で、
ほんとはずっと待っていた“おとぎ話のような恋”。
それは、ある日突然やってきた――!
すべての女性を幸福なレディにしてくれる“理想の男性”ヒュー・ジャックマン
『ニューヨークの恋人』は、125年の時を越えてニューヨークで出会った二人の運命の恋を描く、とびきりロマンティックで酒落たラブ・ストーリー。物語の冒頭で、メグ・ライアンが演じるキャリアウーマン、ケイトは、4年間付き合った恋人と別れ、相手にとって自分がいかに軽い存在だったかに気づき、ひそかに傷ついている。そして、『X-メン』『ソードフィッシュ』で人気急上昇の新進スター、ヒュー・ジャックマンが演じる公爵レオポルドは、19世紀のニューヨークで、愛する女性とめぐり逢えないまま結婚相手を決めざるを得ない状況にある。そんな二人が、時間を越えてめぐり逢い、運命の恋に落ちる。
“有能なキャリアウーマン”だったケイトを“幸福なレディ”にしたのは、現代男性にはないレオポルドの騎士道精神。あらゆる女性に「こんなふうに愛されてみたい!」と思わせる率直さと誠実さ、そしてどんな状況にあっても命がけで守ってくれる男らしさでアメリカ中の女性を虜にしたヒュー・ジャックマンは、本作で大ブレイク。ケーリー・グラントやエロール・フリンにもたとえられる彼の正統派スターの風格が、本作をいっそうロマンティックなものにしている。
一人で生きるキャリアウーマンに運命の恋が訪れた――
125年の時をへだて、N.Y.が起こした愛の奇跡
ケイトが求めているのは「放っておいても大丈夫」なしっかり者のキャリアウーマンとしてではなく、寂しさや不安を抱えた一人の女の子としての自分を真正面から受け止めてくれる男性。レオポルドが求めているのは、表面をとりつくろわず、思ったままを素直に表現する生き生きとした女性。しかし、ケイトはお手軽な恋愛が氾濫している世界に、レオポルドは身分や形式に縛られる世界に住んでいるせいで、ともに「自分には本当の恋なんか無理」とあきらめていた。
そして二人は、求め続けていたものを、125年の時を隔てて出会った相手の中に見つけるのだ。町を越えて愛し合うという奇跡を起こし、たった一人で生きぬくキャリアウーマンに運命の恋をプレゼントしてくれたのは、ニューヨークという街だった。
ニューヨークは、この映画のもう一人の主役。全編に、作り手たちのこの街への愛情が息づいている。レオポルドの時代に建設され、ケイトが生きる現代まで変わらない姿で人びとを見下ろすブルックリン・ブリッジは、ストーリーで重要な役割を果たす。そして、長い歴史を経ていながら近代的なビルと見事に調和している重厚な石造りの建物の数々。そのうちのひとつが、運命の恋が始まる舞台となるのだ。
この2つの世界のニューヨークを見事に描き出したのは、『17歳のカルテ』のジェームズ・マンゴールド監督。さらには、本年度のゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞を受賞したスティングの愛の歌“UNTIL...”が本作を最高に演出してくれる。
すべての女性が、あきらめたふりをしながら心のどこかで待ちつづけている、本物の恋。恋に燃える一瞬だけではなく、未来もずっとおとぎ話のヒロインでいさせてくれる理想の男性、その両方に出会えるのがこの映画。すべての人を幸福にしてくれる、今年一番のラブ・ストーリーだ。