SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

王座陥落

2016-04-28 08:31:53 | ボクシング/格闘技
いつかはやってくる王座陥落。

意外なところに落とし穴というものは潜んでいる。

今回の内山選手もそうなのだろうか?

相手は年齢も若く勢いのある暫定チャンピオン。

事前に動画を観ると、サウスポーから繰り出されるワイルドなパンチが厄介かな~?!ってな印象を持ったが、それでも内山選手の防衛が濃厚だと確信していた。

しかし、試合が始まると不安が増幅していく。

後ろ足に荷重を置いた引き気味のスタンスから放たれるスピード抜群の右ジャブ。

内山選手のジャブは距離がアジャストしていない。

いつもなら距離の支配力が抜群なチャンピオンがジャブの差し合いで後手に回っている。

1R終盤に良いパンチを貰ってしまった。

2Rになると少し強引気味にプレスを強めているように見えた。挑戦者のコラレスは抜群のスピードで防御も素晴らしい。

チャンピオンのジャブからの右ストレートに瞬時に対応し、左ストレートをカウンター気味に顎を撃ち抜いた。

この一撃で勝負あり。

今までの対戦相手の場合、ジャブを差し込まれ距離を支配されはじめているタイミングに、チャンピオンの右ストレートにあんな風な対応は出来なかった。

避けることは出来たとしてもカウンターを狙うとは恐れ入った。

敗けるならこういう相手だろうとは思っていたがまさかその通りになってしまうとは…

ふと今思い返すと、

ファレナス戦で抱いた不安が、そのままどこかに残っていた感じがする。
コメント
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