SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

5年前の当り前は通用しない。

2016-04-30 10:01:33 | 仕事/起業家戦略
“10年一昔”とはよく言ったもので、

10年も経てば大抵のことは昔の事になってしまう。


しかし本当のところはどうだろう?


5年前の当り前が、

通用しない世の中になっているような気がしてならない。



それは多くの情報量が生み出す産物なのか、

情報速度が生み出した副産物なのか?




少し前のログでも書いたのだが、

『時代の流れ』には逆らえないものだと思っている。

流れを変えられる人はごく選ばれた人であって、

普通の人がおいそれと言えるものではないとも思っているのだ。


となると、

世の中の流れに逆らわず、

流れに乗りながら自分が行きたい方向へ

舵を取り、進んでいくのがベストなのだろう。


そのスピードと量に耐えられるかは自分次第。

もちろん運もあるだろう。



自動車業界のほんの一部だが、

ひと昔前を振り返ってみよう。


10年前といえば、

『中古パーツ』を利用することが多くなり、

提供サービスとして当り前になったころ。


もちろん環境を考慮した考えもあるが、

ユーザーのお財布事情がそういう流れにさせたこともあるだろう。

業者も中古パーツを利用することで、

新品部品を利用するよりも利益を出せるメリットもあったのだ。


これが俗に言う『ウィンウィン』の関係というのだろうか?

あっ、

ちなみに僕はこの『ウィンウィン』の関係って言葉はあまり好きではない。



そのような流れで中古パーツ市場も拡大していった。

保険会社も積極的に『リサイクルパーツ』の使用をお願いしてきたし、

産廃として処分されたり、

鉄くずとして再利用されていたものが、

商品管理され部品として流通するようになったのだ。


しかし、

現在の状況はどうだろうか?


10年前は解体業者などが作ったネットワークを利用し、

全国展開でリサイクルパーツを探していたのが、

今はそんなネットワークを利用しなくても、

インターネットオークションで仕入れしたいときに買える時代になった。


弊社のような小さな会社であってもリサイクルパーツを販売しているし、

個人でもネット出品している時代。

一つのストアでは多彩な種類は取り揃えていないが、

ネットオークション全体ではかなり数が出品されていて、

自分が欲しいものを

自ら選び、自ら購入することができるのだ。


だからこそ、

当然だが値崩れし始めている。

こういう状況は恐らく様々な業態であることだろう。


そんな今の状況でさえ、

5年も経てば当り前ではなくなるのではないだろうか?


かといっても、

次の5年は誰にも解らない。


もしかしたら、

5年後は別の業態で勝負しているかもしれない(苦笑)


それだけ先の時代は読めないし、

もっとはっきり言えば読む必要もないと思っている(僕はね)


その時、その時の選択の連続であって、

それを積み重ねたのが現在なのだから、

こればかりは仕方の無いことだろう。


まあ、人生なんて先が読めないからこそ面白いのだ。















コメント
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