川崎市認可保育所「せせらぎ保育園」

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7月の様子

2022年08月15日 | *日々の様子*

7月は、子ども達が待ちに待ったプール開き。熱中症に気を付けながら水遊びを楽しみました。猛暑日は、各クラスそれぞれ工夫して楽しい活動を行いました。どうぞご覧ください。

たんぽぽ組(1歳児)

初めての水遊びと氷遊び。水遊びでは、ドキドキ緊張していたお友達も、一度水に触れると「気持ちいい!」と気づいたようで、容器に入れてみたり手足に水をかけてみたりと、大喜びで水の感触を楽しみました。氷遊びでは、大きくてツルツルすべる氷をつかまえようとしたり、「つめたい!」と驚いたりといろいろな表情を見せてくれました。だんだん溶けて小さくなったり穴が開く様子に気づいたお友達もいましたよ。

暑い日はお部屋でマットや牛乳パックのブロックなどを使って体を動かして遊んでいます。歩くだけでなくジャンプしたり転がったりいろいろな動きを楽しんでいます。たくさん動いた後はみんなでお茶タイム!!運動した後のお茶は美味しいね、とニッコリのみんなです。

すみれ組(2歳児)

今年度初めての屋上水遊びでは、たらい・バケツ・シャベル・さまざまな容器を使い

水の感触を楽しみました。そして水を容器から容器へ移し替えることで水の流れを確かめていました。

保育者が何かを教えなくても子ども達自身に備わっている力で考えたり、試したり、工夫したり

気付いたり、発見したりそんな様子が垣間見えました。

特にシャンプーボトルのヘッドを押すと水が出てくる仕組みが子どもにとっては、不思議に感じるようでした。

猛暑日も多く、室内で過ごす時間も長かったのですが、子ども達がどんな活動をしたら楽しいか?

喜んでくれるかを考えて室内活動の内容も充実させました。

絵の具で染め紙をしたり、はじき絵をしたり、デカルコマニーという技法を使い左右対称の絵を製作したり

しました。デカルコマニーは、画用紙半分に好きに絵の具をのせて折りたたんで反対側に転写させる

単純な技法ですが、すみれ組の子ども達はこれに夢中になりました。紙を開いたら想像を超える絵が

飛び出してきます。次は、どんな模様ができるのか何回も試していました。

今後も体を動かす遊びと手先を使う遊びなど動と静のバランスを考えて保育していきます。

 

 

ひまわり組(3歳児)

夏本番!な毎日が続きます。

ひまわりぐみでは色水遊びや、ゆり、さくらぐみ(4,5歳児クラス)の片栗粉遊びなどに参加して、実験遊びや感触遊びを楽しみました。

色水遊び

ペットボトルに自分たちで水道の水を入れたときから、みんなの楽し気な声が聞こえました。 さてそこに、いろんな色の絵具がついたキャップをはめてシェイクすると・・・いろんな色水ペットボトルになりました。マジックのように出現した色水に目を丸くしていましたよ。

次は種明かしをして、もう一つ別の色を混ぜると・・目の前で変わっていく色合いに歓声があがりました。 自分たちで色の組み合わせを試して、〇色になった!これ何の色?と驚きの声がたくさん上がりました。

色水遊びをするために、キャップをあけたりしめたり、水を別の容器に注いだりも、自分たちで行いました。こぼれないようにする角度、あふれないように水の勢いを加減する力、容器の位置を確認して倒れないように支える指先の力、と手先の使い方を調整する力も身についていきます。 色彩感覚を養いながら手先の発達にもつながっていく色水遊びを楽しめた一日でした。

片栗粉遊び

「サラサラ」した粉の感触を体験したあと、水を混ぜていくと・・・「ぽろぽろ」「とろとろ」・・といろんな感触をどういう表現するのか、年上のお友だちの表現を聞いたり、自分でも表現してみたりしました。

自分の手の感覚で、握ったりそっと垂らしてみたり用具を使ってすくってみたり、「どう扱うか」の手先の発達も促します。好きな色もつけて、さぁ何になるかな?想像力も膨らみました。

 

💙ゆり組(4歳児)

暑い日が多く、泡・氷・片栗粉・水遊びといった感触遊びをたくさん行なった一ヶ月でした。なかでも石鹸を使った遊びでは、石鹸から泡を作る工程から楽しんだり、石鹸で絵を描き、水に浸けて絵を浮かび上がらせる「あぶりだし」という手法で🫧石鹸の新たな発見を楽しみました。泡作り・泡遊びでは、仲間と一緒に「空気」を取り入れることで泡が生じることを発見しました。

一人の発想を他者に知らせて、❄️泡を凍らせてみたり❄️そこから次への発見が生まれる子どもたちの可能性にはこちらも驚かされました。そのためか「実験」「魔法の◯◯」という言葉に期待感を膨らませていました。ちょっとしたキッカケ✨が、同じ物質でも、◯◯すると⬜︎⬜︎になるんだという経験から、氷の溶解熱を実感したり、水の表面張力といった科学的思考から、どんなものが水に浮かぶか?考える姿がみられました。そんな様々な経験をみんなと共有するなかで、協力する大切さをわかってくれたら良いなと思います💕

8月は異年齢で過ごす時間も多くあります。その中で、相手の意見や状況を自分なりに理解し、相手の気持ちに気付くキッカケや言葉遣いに繋がれば✨と思います。

さくら組(5歳児)

お楽しみDAYへ向けた活動がメインとなった7月

屋上プールを楽しみにしていた子ども達ですが、暑すぎたりお楽しみDAYの準備もあったりで叶わず…。

数回行なった水遊びでは、念願の水鉄砲を使って保育者を猛攻撃

最初は水鉄砲の仕組みを理解するのに時間が掛かった子もいましたが、水の汲み方と噴射の仕方をマスターすると喜んで水の掛け合いをしていました。

「先生!」と呼ばれて振り向くと「引っかかった!!!」と言って噴射されたり

思いっきり水遊びできる環境で楽しむ子どもたちでした

感触遊びとして、片栗粉遊びを行いました。

片栗粉の不思議な感触に夢中になり集中する姿、水を少しずつ足していくことでどんな感触になるのだろう?と考える姿、ぎゅっと握ると固まって、手を離すと溶けていく様子に想像力を膨らませる姿など様々な姿を見ることができました。一人ひとりの感じ方や遊び方が違っていて、私たちもとても楽しかったです。

最終的には食紅を混ぜ、色の混ざり合いを楽しんだり、容器に入れたりスプーンですくってごっこ遊びに発展する姿も見られました。 

食育では、先月同様水曜日のお手伝いを行いました。とうもろこしの皮むきを手伝うと一気に皮を剝がそうとする子、一枚一枚丁寧に剝がそうとする子、髭部分を丁寧に取る子、面倒になってしまう子もいましたが喜んで食べていました。

屋上の野菜もたくさん採れてその都度給食で頂きました。

暑さで体調を崩しがちな季節ですが、8月も元気に登園する子どもたちを見守りながら

どんな活動をしたいか、どうしたらより楽しくなるかを子どもたちと一緒に考えながら過ごしていきたいと思います。

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