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時空恋花~JIKUU-RENWA~を最初からお読みになる方は、こちらからお願いいたします。
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第九章 遊園地
それから紗枝と宏幸、理奈と理奈の彼氏、修吾と一緒に4人でちょくちょく遊びに行くようになった。
本日4人が向かうのはファンタジー愛ランドという遊園地だ。
「ごめん、ごめん待った?」
真っ白なワンピースに大きなつばの帽子をかぶった紗枝が、息を切らせながら走ってきた。
「大丈夫だよ・・・それより何それ?」
宏幸と理奈と理奈の彼氏の修吾は、紗枝の大きなバスケットを指差した。
「これ・・・ランチ!!きちんと4人分あるよ・・・」
「紗枝・・・言ってよ・・・そういうことは・・って言っても私料理苦手だから紗枝・・ありがとう・・」
理奈が思わず紗枝にウィンクをした
紗枝「うん・・・この間宏幸さんと食事をしたとき、手料理ってこのごろ全然食べる機会がないって言っていたから・・・・」
「じ~ん・・・それは感動だよ・・・紗枝さんありがとう」
というなり宏幸は紗枝の小さな両手を自分の両手で握り締めた・・・・
いきなりの宏幸の行動に紗枝は耳まで真っ赤になった。
「あ・・味は保証しないけどね・・・」
「宏幸君は紗枝ちゃんが作ったものなら何でも感動しそうだよね・・」
と修吾が横からちゃちゃを入れた。
「もぅ!!修吾さんたら」
修吾の言葉に思わず宏幸まで赤くなりうつむいた。
(どうしたんだろう・・私赤くなるなんて・・落ち着け・・落ち着け・・宏幸さんはただの友達・・理奈と修吾さんの関係とは違うんだから)
「とりあえず、バスケットはコインロッカーに預けて、ジェットコースター乗ろうよ・・・・」
「OKOK・・・・行こうぜ!!」
そういうと理奈と修吾は、ランド内の地図を片手に歩き出した。
「ちょっと待ってよ~」
慌てて、宏幸と紗枝は、前の二人を追いかけた。
四人は午前中乗れるだけのジェットコースターを乗りまくり楽しんだ・・
理奈と修吾はつきあっているので、自然に紗枝と宏幸は隣同士で乗る機会が多かった。
そしてお昼時・・・
「じゃじゃーんこれが本日のお弁当です」
「感激・・・・こんなすごいお弁当だなんて!紗枝ちゃんすごいよ!!」
宏幸はちょっと興奮した感じで手放しで紗枝のお弁当を誉めた・・
「宏幸さん・・誉めるのは、私のお弁当食べてみてからにして・・・お口に合うか不安だけど」
のりまき、サンドイッチ、卵焼き、ナポリタン、から揚げ、ウィンナー、鮭と梅のおにぎり
いわゆるお弁当らしいおかずがたっくさん詰まったお弁当だった。
「紗枝ちゃん料理上手だね・・・将来いいお嫁さんになるよ」
修吾が、ほっぺにご飯粒をつけながら、うれしそうに言った。
「修吾さんありがとう・・・でも私そんなに簡単にお嫁さんになれないんだ」
「そうなんだよね・・・紗枝は運命の人を待っているんだよね」
「運命の人って」
宏幸は、心の奥がチクリと痛んだような気がした。
「ううん・・・小さい時の夢の話よ・・・」
(ううん・・・・あれは夢なんかじゃない現実だ・・・なぜあんなことが起こったのか私にもわからないけど、あれは現実だった。今考えても考えれば考えるほどわからない不可解な現実・・・)
~つづき~
第十章「宏幸の日記」
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それから紗枝と宏幸、理奈と理奈の彼氏、修吾と一緒に4人でちょくちょく遊びに行くようになった。
本日4人が向かうのはファンタジー愛ランドという遊園地だ。
「ごめん、ごめん待った?」
真っ白なワンピースに大きなつばの帽子をかぶった紗枝が、息を切らせながら走ってきた。
「大丈夫だよ・・・それより何それ?」
宏幸と理奈と理奈の彼氏の修吾は、紗枝の大きなバスケットを指差した。
「これ・・・ランチ!!きちんと4人分あるよ・・・」
「紗枝・・・言ってよ・・・そういうことは・・って言っても私料理苦手だから紗枝・・ありがとう・・」
理奈が思わず紗枝にウィンクをした
紗枝「うん・・・この間宏幸さんと食事をしたとき、手料理ってこのごろ全然食べる機会がないって言っていたから・・・・」
「じ~ん・・・それは感動だよ・・・紗枝さんありがとう」
というなり宏幸は紗枝の小さな両手を自分の両手で握り締めた・・・・
いきなりの宏幸の行動に紗枝は耳まで真っ赤になった。
「あ・・味は保証しないけどね・・・」
「宏幸君は紗枝ちゃんが作ったものなら何でも感動しそうだよね・・」
と修吾が横からちゃちゃを入れた。
「もぅ!!修吾さんたら」
修吾の言葉に思わず宏幸まで赤くなりうつむいた。
(どうしたんだろう・・私赤くなるなんて・・落ち着け・・落ち着け・・宏幸さんはただの友達・・理奈と修吾さんの関係とは違うんだから)
「とりあえず、バスケットはコインロッカーに預けて、ジェットコースター乗ろうよ・・・・」
「OKOK・・・・行こうぜ!!」
そういうと理奈と修吾は、ランド内の地図を片手に歩き出した。
「ちょっと待ってよ~」
慌てて、宏幸と紗枝は、前の二人を追いかけた。
四人は午前中乗れるだけのジェットコースターを乗りまくり楽しんだ・・
理奈と修吾はつきあっているので、自然に紗枝と宏幸は隣同士で乗る機会が多かった。
そしてお昼時・・・
「じゃじゃーんこれが本日のお弁当です」
「感激・・・・こんなすごいお弁当だなんて!紗枝ちゃんすごいよ!!」
宏幸はちょっと興奮した感じで手放しで紗枝のお弁当を誉めた・・
「宏幸さん・・誉めるのは、私のお弁当食べてみてからにして・・・お口に合うか不安だけど」
のりまき、サンドイッチ、卵焼き、ナポリタン、から揚げ、ウィンナー、鮭と梅のおにぎり
いわゆるお弁当らしいおかずがたっくさん詰まったお弁当だった。
「紗枝ちゃん料理上手だね・・・将来いいお嫁さんになるよ」
修吾が、ほっぺにご飯粒をつけながら、うれしそうに言った。
「修吾さんありがとう・・・でも私そんなに簡単にお嫁さんになれないんだ」
「そうなんだよね・・・紗枝は運命の人を待っているんだよね」
「運命の人って」
宏幸は、心の奥がチクリと痛んだような気がした。
「ううん・・・小さい時の夢の話よ・・・」
(ううん・・・・あれは夢なんかじゃない現実だ・・・なぜあんなことが起こったのか私にもわからないけど、あれは現実だった。今考えても考えれば考えるほどわからない不可解な現実・・・)
~つづき~
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