詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

恋愛小説「途中下車~ちょっと大人の恋物語」NO.6

2011年05月19日 | 恋愛小説「途中下車」
恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。

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第四章 甘い誘惑~NO.6~

18:00ジャストに研修所の門のところに晴美が現れた。
晴美は、先ほどよりあきらかに胸のボタンをひとつ多めにはずし、丈の短いジャケットを羽織っていた。スカートは、丈の短いものに履き替えてきたのであろう。エスカレーターで上の方に上がっていったら確実に中が見えそうだ。
風で、晴美のスカートがすこしめくれ、形のいい足が、太もものところまで見えた。
「ドキ!!」
「松岡君お待たせ。一応、クラスの子にいろいろ聞いて、今日のお店は予約してみたよ。よければ、そこで明日のお料理とか決めよう。」

駅まで晴美と歩いている間、俺達はたわいのない会話をしていた。
晴美の情報によると、わが社の女子は、二分されるらしい。
短大や専門学校をでて、ほぼ親や親戚のコネで入社してきたグループと
4年生大学を出て、自力でこの就職氷河期に戦ってきて入社してきたグループ。
男子は、大企業の親を持ち、将来は会社を継ぐために、うちの会社で修行をする奴、
代議士のコネ等をふる活用して、本当だったら入社できないような成績なのにすべりこんだ奴。この会社で技術力を磨いて、ステップアップ転職をするつもりの奴。
百合菜も言っていたが女子の情報網のすごさに俺は今さらながら驚いた。

店に入ると、和服を着た、従業員が俺達を席まで案内をしてくれた。
「一応、恭子に頼んで、明日、仮予約したんだけどね。」
「じゃ、別にわざわざ見に来る必要もなかったんじゃん。」
「いいから、いいから、まぁとりあえず、飲みましょう。」
俺達のとおされた個室は、いわゆる全個室という形で、きちんと扉もしめられていた。
「ね・・いまどきビンビールなんてめずらしいでしょ?」
晴美は、4人用の少し広い個室で、俺と晴美のジャケットをハンガーにかけると、対面ではなく、俺の横に座った。
中瓶のビールをグラスに注ぎながら晴美は訊いた。
「松岡君は、お酒は飲めるほう?」
「あぁ。ビールなら結構。」
「そっか~晴美もビール好き!あとね、ここ焼酎や、日本酒もおいしいみたいよ」
(焼酎や、日本酒なんて、夏帆とつきあってから、とんと飲んでないな。)
夏帆とは、時々飲みに行ったが、お酒は弱く、いつもカシスウーロンとか、弱いお酒を少し飲み、すぐに頬をあからめてしまうのだった。
「あ~。今、彼女のこと考えていたでしょう?」
「あ・・・ごめん。」
謝る必要もないのだが、なぜかごめんという言葉が口をついて出てしまった。

~NO.7へつづく~
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恋愛ポエム~風を感じて~

2011年05月19日 | 恋愛小説「Dear my・・・」
「風を感じて」
~オリジナルポエム~

風を感じる
ふと耳元でそよぐ風

君の香りが
風にのって
僕の鼻をくすぐるよ

君の声が
風にのって
僕の耳をくすぐるよ

君の笑顔が
僕の前で
キラキラキラキラ輝くよ

初夏の風にのって
やってきた恋

空は澄んで
どこまでも高く

海は青く
どこまでも広がり

君の姿を目で追っているよ

君が好きだよ

君の耳元でささやくと
ふと君の手が僕の手に触れたね

小さくてほんのり暖かくて
僕の気持ちに灯りをともしたよ

ありがとう
君に出会えた
人生に

ありがとう



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