恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第四章 甘美な時間~NO.8~
「とってあげる」
といって晴美が指と顔を俺に近づけてきた。
次の瞬間、やわらかい唇が俺の唇に押し当てられていた。
口の中にさっきまで飲んでいた、焼酎の芳醇な香りが広がってきた。
晴美は俺にもたれかかりながらの体勢だったので、俺は、彼女の体重を二本の手で支えながら、何もできずにいた。
やがて冷たい舌先が、遠慮深く、そして徐々に大胆に俺の口を割って入ってきた。
(やばい!!)
と思ったときには、すでに思考回路は停止していたらしい。
思考回路より先に俺の舌がそれに反応していた。
晴美は一度唇を離すと
上目遣いに俺をみて言った。
「ねぇ・・・KISSして」
この状況で、それも既に一度しているのに、今さら拒むのもおかしなもんだった。
俺は、酔いが回って少し熱くなっている晴美の頬を両手ではさみながら、その唇に長く熱いKISSをした。
お酒の酔いもあるのだろうが、晴美とのKISSは今までになく、熱く官能的なものだった。
夏帆とのKISSはいつも唇と唇を軽く重ねるだけだったので、俺は、からまっては離れるその晴美の熱いKISSにいつしかのめりこんでいった。
俺は、このまま晴美を押し倒したい衝動に駆られながらも、必死に自分の理性で野性を抑えていた。
長いKISSを終えると晴美は、いたずらっぽい目で、さっきのように俺を上目遣いで見た。
酔いがまわり目の回りが桃色に染まっている晴美の眼差しは、今の俺にとっては妖艶すぎた。
「とりあえず、帰ろっ・・・ここじゃ何もできないし。」
俺の気持ちをまるで見透かしたかのように、小悪魔的に微笑んだ。
(まずい、このままじゃ。俺には夏帆がいるんだ。この前、夏帆としたのはいつだったっけ)
男女の関係に淡白な夏帆と俺は今、目の前にいる晴美をいつのまにか比べていた。
俺が求めれば、それなりに応えてはくれるが、俺は、そんな関係に少し不満をいだいていたのが今、この瞬間にわかったような気がした。
(だめだ。俺もやっぱり男なんだな。でもこのままじゃ)
**NO.9 第六章 熱い時間~とき~へつづく**
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とちょっと大人の恋物語「途中下車」
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男女の関係に淡白な夏帆と俺は今、目の前にいる晴美をいつのまにか比べていた。
俺が求めれば、それなりに応えてはくれるが、俺は、そんな関係に少し不満をいだいていたのが今、この瞬間にわかったような気がした。
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