恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第三部 第八章「理由」NO.64
「松岡さん、1番に第2課の松井さんから電話です。」
受話口から、きびきびとした女性の声が聞こえる。
私は、居留守を使われないようにと、直通ではなく、代表電話に電話をかけた。
「悪い、牧田さん。今手が離せないから、後でかけるっていってくれる?」
懐かしい、裕樹の声が、電話越しに聞こえる。
懐かしいといっても、まだ、二日しかたっていないのに。
私たちは、携帯会社の通話料金無料プランをフルに活用し、ほとんど毎日電話で話をしていた。なのに、土曜日も、日曜日も結局、裕樹からは連絡はなかった。
(怒っているんだろうな・・・・)
もちろん、その気持ちはわかる。もし、私が、逆の立場だったら。
結局、終業時間まで待っていたけど、裕樹からの電話はなかった。
私は、体調不良を言い訳にして、残業をしないで、帰り支度をし始めた。
エレベーターを降りると、ロビーで、前を歩いていく友香の姿を見つけた。
私は、少し小走りで友香に追いつき、後ろから肩をポンと叩いた。
「ゆ・・・百合菜・・・」
振り向いた友香の顔は、まるでおばけでも見たかのような、顔面蒼白だった。
「友香?どうしたの?」
「い・・・・いえ・・・なんでも無い。じゃ、私急いでいるから。」
友香は、そういうといきなり、出口の自動ドアに向かって走り出した。
(一緒に帰ろうっていおうと思っていたのに)
親友の態度に違和感を覚えながらも、私は、一路帰路についた。
友香のあの態度、裕樹のあの態度
裕樹は、わかるけど、友香がなぜ私から逃げ出すように走り去ったのかは
まったく、検討がつかなかった。
**第三部 第九章「訪問」NO.65へつづく**↓
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振り向いた友香の顔は、まるでおばけでも見たかのような、顔面蒼白だった。
「友香?どうしたの?」
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