最初からお読みになるかたは下記からお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/b1b75acadb8e4a24315a0b4a8f75c1c2
第四章 撮影1日目終了ドライブにて
夕食後みんなで、トランプをしていた。
お酒、おつまみは大量に用意をしていたつもりだったが、かなり少なくなると
少し酔った泰造が「誰か、お酒とおつまみ買出しいってくんない?」と言い出した。
「俺、どうせ酒飲めないし、飲んでないから行ってやるよ。」と秀が応えた。
「じゃあ・・・飲めない秀じゃお酒選びの大変だろうから私も行ってくるわ」とほろ酔い加減の理奈が言った。
「じゃあ後で割り勘にするとして、これで出しておいて」と佳織が理奈にお金を渡した。
「いってらっしゃい~」とすでにもうろれつの回っていない真美子が言った。
秀の車の助手席に理奈は乗り込んだ。
理奈は、さっきから礼の事で頭がいっぱいだったので、秀がいつもと違って若干緊張しているのに気が付かなかった。
コンビニで買出しが終わると海の見えるところで秀が車を止めた
「ちょっとだけ、海風にあたってこうよ」
「いいよ。酔い覚ましにいいかも」
「ほい・・・」と秀が理奈にウーロン茶を渡した。
「ありがとう」
「お前が、酒飲んで酔っていくのを見ていくと俺、心配でさ・・・お前は幼馴染だし、
でも・・・このごろは、違うんだ・・理奈を女性として見ている俺がいるんだ。はっきりいう。俺は理奈が好きだ」
「わ・・私は・・・」
「礼先輩がすきなんだろう・・」
「でも・・先輩の好きな人は、佳織先輩じゃないかと。佳織先輩すごくきれいだし、素敵だし。私なんか勝ち目ないよ。」
「そんな事はないと思うよ。俺からみれば、理奈も充分に魅力的だけどな。俺はあきらめないから・・・いつまでもお前の気持ちが変わるのを待っているから」
「秀・・・・・」
「じゃ・・・帰るか?みんな待っているからな」
「うん」
さりげなく秀が理奈の手を引いた。
今まで幼馴染として手をつないだ事など何度もあったが、理奈の心臓はドクンと跳ね上がった。
帰り道、車の中では二人とも無言のままだった。
「遅いぞ!!秀!!まさかお前、理奈とデートしてきたわけじゃねえだろうな!!」と完全に酔った翔が秀に絡んできた。
「やめなさいよ!翔。ごめん、遅くなって」
「理奈が謝ることねえよ」と翔が言った。
「こいつヤキモチやいているだけだよ」と泰造が隣から茶々を入れてきた。
「なんだと泰造!!お前だって真美子のことが好きなくせに」と翔
「なんだ翔、お前だって理奈が好きだから、さっきから、遅い!遅い!言っていたんだろう!!」
「ちょっとやめなさい!!みんな!!お開きにするわよ!!」との佳織の一言でみんな静かになった。
「なんかしらけちゃったね」と真美子がぽつんといった。
「泰造君。ありがとう。私も泰造君が好きだよ」いきなりの真美子の告白に一座は再び盛り上がりを盛り返した。
「よかったな、泰造、真美子・・・」礼が二人の方をぽんぽんとたたいた・
さっきまであんなに気になっていた、礼の行動に気がいってないことに理奈は自分自身びっくりした。(もう・・・秀がいきなりあんなこというから気になっちゃうじゃない!!)と一人で毒づいていた。
~つづく~
続き
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/5d430a5457e30c7d7adb102b8d453e16
日々ブログもよろしく!
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/b1b75acadb8e4a24315a0b4a8f75c1c2
第四章 撮影1日目終了ドライブにて
夕食後みんなで、トランプをしていた。
お酒、おつまみは大量に用意をしていたつもりだったが、かなり少なくなると
少し酔った泰造が「誰か、お酒とおつまみ買出しいってくんない?」と言い出した。
「俺、どうせ酒飲めないし、飲んでないから行ってやるよ。」と秀が応えた。
「じゃあ・・・飲めない秀じゃお酒選びの大変だろうから私も行ってくるわ」とほろ酔い加減の理奈が言った。
「じゃあ後で割り勘にするとして、これで出しておいて」と佳織が理奈にお金を渡した。
「いってらっしゃい~」とすでにもうろれつの回っていない真美子が言った。
秀の車の助手席に理奈は乗り込んだ。
理奈は、さっきから礼の事で頭がいっぱいだったので、秀がいつもと違って若干緊張しているのに気が付かなかった。
コンビニで買出しが終わると海の見えるところで秀が車を止めた
「ちょっとだけ、海風にあたってこうよ」
「いいよ。酔い覚ましにいいかも」
「ほい・・・」と秀が理奈にウーロン茶を渡した。
「ありがとう」
「お前が、酒飲んで酔っていくのを見ていくと俺、心配でさ・・・お前は幼馴染だし、
でも・・・このごろは、違うんだ・・理奈を女性として見ている俺がいるんだ。はっきりいう。俺は理奈が好きだ」
「わ・・私は・・・」
「礼先輩がすきなんだろう・・」
「でも・・先輩の好きな人は、佳織先輩じゃないかと。佳織先輩すごくきれいだし、素敵だし。私なんか勝ち目ないよ。」
「そんな事はないと思うよ。俺からみれば、理奈も充分に魅力的だけどな。俺はあきらめないから・・・いつまでもお前の気持ちが変わるのを待っているから」
「秀・・・・・」
「じゃ・・・帰るか?みんな待っているからな」
「うん」
さりげなく秀が理奈の手を引いた。
今まで幼馴染として手をつないだ事など何度もあったが、理奈の心臓はドクンと跳ね上がった。
帰り道、車の中では二人とも無言のままだった。
「遅いぞ!!秀!!まさかお前、理奈とデートしてきたわけじゃねえだろうな!!」と完全に酔った翔が秀に絡んできた。
「やめなさいよ!翔。ごめん、遅くなって」
「理奈が謝ることねえよ」と翔が言った。
「こいつヤキモチやいているだけだよ」と泰造が隣から茶々を入れてきた。
「なんだと泰造!!お前だって真美子のことが好きなくせに」と翔
「なんだ翔、お前だって理奈が好きだから、さっきから、遅い!遅い!言っていたんだろう!!」
「ちょっとやめなさい!!みんな!!お開きにするわよ!!」との佳織の一言でみんな静かになった。
「なんかしらけちゃったね」と真美子がぽつんといった。
「泰造君。ありがとう。私も泰造君が好きだよ」いきなりの真美子の告白に一座は再び盛り上がりを盛り返した。
「よかったな、泰造、真美子・・・」礼が二人の方をぽんぽんとたたいた・
さっきまであんなに気になっていた、礼の行動に気がいってないことに理奈は自分自身びっくりした。(もう・・・秀がいきなりあんなこというから気になっちゃうじゃない!!)と一人で毒づいていた。
~つづく~
続き
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/5d430a5457e30c7d7adb102b8d453e16
日々ブログもよろしく!
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324