序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

「通る夜・仰げば尊し」物語13

2015-01-08 15:56:15 | 覗かれる人生芝居
さて四場の続き。




光彦の爺ちゃんの北海盆唄が通夜会場に流れると、景気付けだとまず澄江が踊り出した。


そうなりゃ先生を賑やかに送ってやろうって事で皆が踊り出した。





なにせ睦夫先生は率先して太鼓を叩いていたんだ、生徒だった皆は仕込みがちがう、そりゃうまいもんだ。






酒が入っているだけにだんだん通夜なんて事を忘れて大はしゃぎさ。






この踊りを先生にも見せようってんだ、安置所に入っていっただが・・・




安置所から出て来た時、踊ってる本人たちは気付かないんだが何だか様子がね・・・変わってきた。









何だか1人増えてるんだな、これが。




通夜の当事者の園田睦夫先生さ。


あまりの皆のにぎやかさに浮かれて出てきちゃったんだか・・・


一回り踊って消えちゃった。


もちろんみんなは気付いちゃいないさ。


さてこの続きはまた今度。


撮影者 鏡田伸幸


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