昨年の10月の末に、第26回公演「ガード下・始発」の公演がありました。
これからお見せするのは本番一週間前のブログです。
【ついにこの日が来ました、待ち望んでいた日が。
彼らにとって不倶戴天の敵であるエンシュツカーの舌打ち攻撃、罵声サンダーに二ヶ月40回の長きに渡り打ちのめされ続け絶体絶命のヤクシャーの背中に亀裂が入りました。
その亀裂は短時間の内に大きく広がり、その中から何かが出て来ました。
その有様はまさしくささなぎからかえる蝶の様でした。
変身したのです。
エンシュツカーの毒攻撃に耐えた体はその毒を逆に取り込みあいまいだった己の身体を変身させ敢然と立ちあがったのです。
自らの力で自由を手にしたヤクシャーは世界を思いのままに飛翔します。
しかし彼らは知らなかったのです、エンシュツカーの深慮遠謀を。
ヤクシャー達の変身はエンシュツカーの計算の内だったのです・・・だったらいいな。
エンシュツカー私には彼らの背中に亀裂が見えているのですがね・・・・
台風一過の今日の一日稽古で何とかします。
お楽しみに!】
第28回目「通る夜・仰げば尊し」もこんな感じです。
ええ、もうちょういなんです。
そうです演出家は歯がゆいのです。
そして欲が深いんです。
もっともっとなんです。
だから求めるんです、役者に。
もっともっとと。
早くそれに応えてくれよ。
後一週間。
ええ、羽化させますよ、全ての役者を。
乞うご期待。
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