東日本大震災で、原発や放射能、放射線についてほとんど何も知識がなかった自分に気がつきました。
随分前に「原発は安全です(東電)」と某スポーツ選手がCMをしていたのを見ていて、違和感を感じていたのは確かですが・・・。
大槻義彦さん(早大名誉教授)が、東電の原発安全CM依頼を受けた時、「『原発は安全です』とは100%言い切れない、『安全を目指し努力します』が正しい。」という考えを一歩も譲らなかったので、白紙になったと耳にしたことがあります。 大槻義彦さんのブログは、こちら。
素人の私では当たり前の話かもしれませんが、医療従事者でも正しい知識がないそうです。
そのため、長崎大学の被ばく医療専門チームが福島の医療従事者に講義を行っています。
「除染では100%取り除くことが出来ないが、医療2次感染はない」など。詳細は、こちら。
上記、日テレニュース24の記事も、放射能について何の知識もない事が発端となっています。
「知は力」 正しい知識を身につけることが大切。
もう随分前の話になりますが、平成の米騒動の時も大騒ぎでしたね。
「ご飯がないなら、麺類でもパンでもあるから」とのほほ~んとしていましたが、母は大慌てしていました。
海外旅行でも「日本食が食べたい」とか「お風呂が…」とか、1年も2年も海外にいるわけでもないのに…。
傍目八目ではありませんが、少し引いて冷静になれる心を持てるようにしたいと思います。
ガイガーカウンター、売り切れで買えないのは日本だけでなく、アメリカもだそうです。
政府もパニックコントロールで、情報を小出しにしているのでしょうか?!
福島の人や農産物等を差別しないように、大人はもちろん、子供にも正しい知識を身につけなければなりませんね。
避難先で心ない言い方をされる子ども達がかわいそうです。
やはりこの苦しみは、経験しないとわかりませんね。
原発推進した首長を選んだ住民にも責任があるとか、住民も原発に頼ってきたとか言う方もいて、がっかりしています。