「島崎氏歴代供養塔発掘現場見学会」のご案内
◆開催日時 10月4日(月)・10月5日(火) 午前9時~午後3時 (雨天決行)
◆開催場所 島崎城跡一の曲輪 虎口附近 潮来市島須530
◆主 催 島崎城跡を守る会 問合せ☎ 0299-64-5765(山口)
今から34年前の1987年に行われた「島崎城跡発掘調査」にて、一の曲輪の虎口土塁(通称・お鐘台)にて石塔群(五輪塔・宝筐印塔・板碑)が発掘されました。
調査の結果、天正19年(1581)島崎氏を滅亡させた佐竹氏が島崎城を占拠時に、これらの石塔群が集められて虎口に構築したものと推定されました。
この石塔群は、島崎城跡から約2km離れた佐竹氏が築城した堀之内大台城発掘千代宇佐でも、主殿と城門の礎石に使われた転用方法と同じであり、これらの石塔群は、島崎氏歴代の供養塔であるという結論に達しております。
今回、調査後に同場所に埋め戻された石塔群(供養塔)を掘り出して、432年ぶりに城跡内の地上に設置する準備を進めております。
この機会に、広く市民の方や城跡ファンの方に島崎氏と島崎城の歴史に触れた頂きたく、石塔類の掘出し状況の「現地見学会」を開催することになりました。
◇供養塔が眠る一の曲輪の虎口土塁(お鐘台)
◇島崎城跡発掘調査報告書に掲載されている画像
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