金曜は、月~木曜のテーマに入らない話題です。今回は、先日乗ったタクシーの運転手さんの話をします。
令和6年の7月某日、山崎育三郎さんのコンサートに行きました。それについては、また別な機会に書きます。
この日は平日で、翌日に勤務がありました。そのため、疲れを残さないよう早めに帰宅するため、タクシーを利用する事にしたのです。
幸い、会場を出て直ぐにタクシーが来たので、それに乗りました。
乗って少し走ると、タクシーの運転手さんが話しかけてきました。「コンサートは楽しかったですか」とか、「お客さんは、やはり女性が多かったですか」などとです。
答えて話している内、「この運転手さん、コンサートのお客について詳しすぎるな」と感じた私。逆に、色々と運転手さんに質問してみました。すると、出てくる出てくる面白話。
1.女性アイドルはともかく、普通のコンサートは女性客が多い。
2.女性客はコンサートで仲良くなる人も多い。
※実際、コンサートで友人になって各地のツアーを一緒に
回る子もいるとか。
3.ただし、メタル系バンドの女性客は、むしろ距離を取る。
これだけコンサートの客に詳しいって事は、コンサートを狙って客待ちしてるのかな…と思いました。聞いてみるとドンピシャ! 「その日のイベントは
調べておき、無理がなければ終了時刻頃に会場近くを走らせるようにしています」…だそうです。コンサートだけでなく、様々なイベントを調べていたとは…凄い方です。
更に、イベントの後は外国人客も乗せる…と言う話が出ました。「言葉が通じなくて大変では?」と聞いてみると、「私、簡単な英会話なら出来るので…」と、さらっと仰るではありませんか。いやいや…それ、凄い事ですよ。
その後、「日本人のお客は、観光地を見ても不満な点を語る方が多い。でも、外国人のお客は、必ず良かった点しか語らない。この、ポジティブな考え方はステキだと思います」…と仰っていたのが、とっても印象的でした。
この運転手さん、まず戦略的に仕事へ取り組んでいるのが凄い。
そして、乗せた客から様々な事を吸収し、自分を成長させる糧としているのが更に凄い。
妻と二人、「久々に『プロ』って感じの運転手さんだったね」と感激しながら帰宅したのでした。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。また次回(R6.7.22)、会いましょう。