土曜日はライトノベル愛を語ります…って、余談ですが、これまで土曜日が最も人気が無いと思っていました。ところが、この頃は土曜日に訪問してくださる方が多いのです。ライトノベル愛が伝わったからなのか、それともライトノベルを愛する同志が来てくれたのか…どちらにしても、大変ありがたい事です。
今回紹介するのは、原作もコミカライズも打ち切りになってしまった(と思われる)、『どうしても破滅したくない悪役令嬢が現代兵器を手にした結果がこれです』です。この作品、原作は3巻以降発売されていませんし、コミカライズは5巻で唐突に終了しています。しかも、『週刊少年ジ●ンプ』で打ち切りになる作品みたいな終わり方なのです。もう、これは絶対に打ち切りでしょう。
でも私的には、特に原作の続きが、それはもう猛烈に読みたいのです。
と言うのも、原作のプロローグは、主人公の悪役令嬢が大暴れする場面から始まっているからです。主人公は現代兵器を手にしており、破滅を避けるため…だと思うのですが、どこかの国の軍隊を壊滅させ、首都と思われる場所を火の海に沈めるのです。
最初に結末がわかっていても、どういう経緯で結末に到るのか、その点への興味が尽きる事はありません。
N■Kの大河ドラマだって、日本史を知ってる人なら誰でも結末は分かります。徳川家康は天下を統一しますし、坂本龍馬が明治の元勲として活躍する事などありません…が、だからと言ってドラマ自体がつまらない訳ではありません。どの様に途中を展開するのか、その部分を視聴者は楽しみにしているからです。
『どうしても破滅したくない悪役令嬢が現代兵器を手にした結果がこれです』も同じです。破滅エンドを回避するため、主人公は様々な努力をしています。それが、どの様に失敗して、あの殺戮と破壊の限りを尽くす結末に到るのか…打ち切りとなった今、それを知るすべはありません。本当に、本当に残念です。
今からでも再開してくれないかなぁ…。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。