令和5年10月9日(月)のブログに書いた通り、月・火曜は学校教育について書きます。今回は、体育のマット運動についての話です。
このブログを読んでいる小学校教師の方々は、マット運動の時、マットの運び方は教えますか? 教えるとしたら、どの様な事を教えますか?
北海道では学年体育(学年の全学級が一緒に行う体育授業)を行う事が多いのですが、マット運動の時、マットの運び方を教えない方が多いように感じるのです。「グループで1枚ずつ運びます。ぶつからないよう気を付けましょう」みたいな指示を出したら、直ぐにマットを運ばせる事が多いのです。
私は、B級教師で小心者なので、割と細かく指示を出します。
① マットは必ず2人以上(低学年なら4人以上)で運ぶ。
② 持つ時は「耳(マットに取り付けられている持ち手)」を必ず持つ。
③ マットは絶対に引きずらない。
④ 全員が同じ早さで運ぶ。
⑤ 置く時は全員で合図する。
⑥ 誰かを下敷きにしないよう注意する。
⑦ 後ろ向きでマットを引っ張って運ばない。
⑧ 置いたマットの上にのらない。
⑨ マット置いたら「耳」をマットの下に入れる。
これらは、どれも安全面を考えての指示です。例えば④の指示を出しておかないと、調子こいた子が全力で運ぼうとして、引っ張られたり押されたりした子が転ぶ可能性があります。擦り傷くらいで済めば問題ないのですが、転び方によっては骨折する事も考えられるので、私は指示する様にしています。
この辺りを疎かにしていると、思わぬケガを発生させかねないと思うのですが…私が、丁寧過ぎるのかもしれません。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。