ロボット技術を応用して整体!篠崎技術士事務所の日記

身体の状態をコンピュータ解析し、骨盤矯正やギックリ腰などを科学的に分析する新しい整体院です。

膝痛のZMP(ゼロモーメントポイント)

2009-12-05 11:57:57 | 整体のできる技術士として

「膝の内側が痛む・・・とおっしゃる患者さんがいました。」

「内側?それってどこだ?」

「だから内側です。ちょっと図に描かないと分かりにくいですが・・・」

「まあいい、とにかく内側だな・・・」

「今回は左膝、右膝の内側に痛みを感じる患者さんのZMPを計測しました。」



「左図が左膝痛、右図が右膝痛です。」

「なんとなく分かるな・・・」

「そうです。着地点に注目してください。左膝痛の方は左着地点内側に、右膝痛の方は右着地点内側にZMPの乱れがあります。」

「ちょっと分かりにくい説明だな~」

「とりあえず二つの図を見比べてみてください。」

「そして・・・」

「あぁ~分かった分かった、この乱れを作っている波形はどのようなものか?フーリエ逆変換して検出しようとした・・・しかし分からなかった・・・そう言う事だな!いつもの筋書きだ・・・・めでたしめでたし・・・」

「先輩、それを確か東北地方では「とっぴんぱらりのぷぅ~」と言うんですよ。」

「うるさい!」


腰がねじれたZMP(ゼロモーメントポイント)

2009-12-02 18:58:29 | 整体のできる技術士として
「私のところに来られる女性患者さん、年齢73歳、症状は慢性腰痛、臀部の痛み、全身疲労があり、その他めまいもあります。」

「それは大変だな~整体で少しは良くなったのか?」

「整体後一週間位は体調が良いそうです。しかしその後は再び辛くなるとのことでした。」

「そこでこの患者さんのZMPを計測してみたんだな?」

「そうです。」

「見せてくれ。」

「このようになりました。」



「う~ん・・・前回のお前のログから考えると、これは完全に腰のねじれだな・・」

「そうですね。右足遊脚時に腰が内側にねじれていると推定できます。」

「目で見てどうなんだ?」

「なかなか難しかったです。動画画像から良く吟味してみます。」

「確認を急いだほうがいい。」

「この患者さん、左足の裏にタコができているんです。恐らく右腰を内側に捻るとき、左足にやや大きな荷重かかかっているかもしれませんね。」

「この人は腰を矯正する整体を実施したんだな。」

「そうです。患者さんの負担を軽減するため、整体後のデータはありません。」

「な~だ・・・それは残念だ!」

「ちょっと出来ません。ここが整体治療院の辛いところです。次回は膝痛とZMPについてお話します。」