新横浜 占いの真龍堂

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占術をツールとしたカウンセリングルームです

神社めぐり 1379 佐太神社

2020-08-31 05:24:25 | 占い
新横浜 占いの真龍堂です

全国の国指定文化財等がある神社を巡ります

今回は 佐太神社 です

御祭神

御本殿





御祭神

正中殿(せいちゅうでん)

佐太大神(さだのおおかみ)=猿田毘古大神(さるたひこおおかみ) 
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
事解男命(ことさかおのみこと)
速玉之男命(はやたまのおのみこと)

北殿(ほくでん)

天照大神(あまてらすおおかみ)
瓊々杵尊(ににぎのみこと)

南殿(なんでん)
素盞嗚尊(すさのをのみこと)
秘説四座(ひせつよんざ)

当社は出雲國風土記に「カンナビヤマの麓に座す」佐太大神社(さだおおかみのやしろ)
或いは佐太御子社(さだみこのやしろ)と見え、
延喜式(えんぎしき)には佐陁大社(九条家本)、
また出雲國二宮と仰がれ、出雲國三大社の一つとして
杵築(きずき=出雲大社)、熊野、鎌倉時代においても杵築、
日御崎とともに「佐陀大社」と称えられた御社です。

中世には伊弉冉尊(いざなみのみこと)の陵墓である比婆山(ひばやま)の神陵を遷し
祀った社と伝え旧暦十月は母神である伊弉冉尊を偲んで
八百万の神々が当社にお集まりになり、
この祭りに関わる様々な神事が執り行われることから
当社を「神在の社」(かみありのやしろ)とも云い広く信仰を集めています。

盛時には神領7千貫・神職224人を有し、年間七十余度祭禮が行われていた
と云いますが、太閤検地で領地を減じられ神職75人となったと云われています。

江戸時代を通じて出雲國10郡のうち佐陀触下(さだふれした)と呼ぶ
秋鹿(あいか)・島根(しまね)・楯縫(たてぬい)・意宇(おう)西半の
3郡半の神社を支配下に置き、歴代藩主の信仰も厚く、
出雲國内でも重要な地位を占めてきました。

また、旧暦8月24日・25日の御座替祭(ござがえさい)には
この佐陀触下の神職・巫女が参集奉仕する慣わしで、
この祭で舞われる神事舞が出雲國内をはじめ他の里神楽に
大きな影響を与えたとされ「出雲神楽の源流」とも云われています。

明治3年、神社制度の改革が行われこの触下制度は廃止となります。
51社あった末社もそれぞれが村々の氏神として独立し20ばかりとなり、
神領、神職とも大幅に減じ著しく衰退しました。

しかし、佐陀宮内の氏子はじめ神領6ヶ村の旧氏子、
その他多くの崇敬者による復興運動により、昭和3年国幣小社に列せられました。

戦後は佐陀宮内地区の氏神社となっていますが
その由緒・歴史から近郷諸所の惣氏神としてはもとより
全国各地から広く信仰を集めています。

様々な歴史的困難にもかかわらず、本殿三社をはじめ、
国・県の指定文化財も多数有し、古伝の祭祀を守り受け伝えている点において
神道学、民俗学等の面からも注目を置かれているところであります。


◇所在地

島根県松江市鹿島町佐陀宮内73


◇最寄りの駅

JR松江駅より一畑バス恵曇方面行きで約25分佐太神社前下車すぐ


<佐太神社 ホームページより >
http://sadajinjya.jp/



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