前回と同じように19g(だったかな?)のワックスを使い
2体目のブロンズ鋳造用の造形を行いました
今回は前回の失敗を糧に
湯口(溶けたブロンズを流し込む通路)から出来るだけ滑らかになるように考え
デザインを元に決められた大きさで描いたものを切り抜き
それをガイドにワックスの造形を行いました
来年の干支である犬を作りました
ワックスで作ったものを、石膏の型を取るための容器にセット
素人である自分が考えて作ったデザインなのに
想像以上の数の湯口の枝分かれが付けられてしまいました
(赤い矢印が枝分かれ分の湯口)
そして翌週
エデュケーターさんが焼いていてくれていた石膏の型を炉から出します
木のレバーを下げると入り口が上がり炉が開きます
1m離れていても熱波を感じます
誰かの石膏型が出されました
ここからは自分で撮影することが出来ないワークになります
190gの溶かしたブロンズ合金が流された石膏型
No4の方はちょっとワックスが残ったためブロンズがすべて方の内部に入らず
湯口の上に余ってしまいました
型から出し、石膏を水でよくよく洗い流し、出てきた犬
たくさんの枝分かれした湯口(赤い矢印)がそのまま残っています
細く引っ掻いたような文字もちゃんと残っています
赤い印(緑の丸印内)を目印に枝分かれされた湯口を切り取ります
ごつい器具で自分で湯口をカットした後
エデュケーターさんが残ったバリを機械で削ってくれています
その後、残っている不要な部分を自分の手で削ります
万力で挟み、器具で両手で削るとキラキラした金属の削りカスが落ちます
1クラス8名の作品たち
1回目の鋳造と2回目の鋳造を並べ、指導者が感想を伝えてくれます
鋳造は初めての体験でしたし、火を使う部分は自分ではやっていないため
全体の半分以下の体験でしたが、難しいことを考えず
自分の好きな形に手を動かすことの楽しさがありました
************** おまけ(鋳造する炉の置いてある作業場のモノたち)
どうやって顔シールを貼ったのだ!?
これは何に使うモノなのだ!?
作業場を自由に歩き回れないけれど不思議なものを見つける楽しさがあります