手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

ブロンズ鋳造(2体目)~in横浜美術館

2017年11月17日 | 日記

前回と同じように19g(だったかな?)のワックスを使い

2体目のブロンズ鋳造用の造形を行いました

今回は前回の失敗を糧に

湯口(溶けたブロンズを流し込む通路)から出来るだけ滑らかになるように考え

デザインを元に決められた大きさで描いたものを切り抜き

それをガイドにワックスの造形を行いました

来年の干支である犬を作りました

ワックスで作ったものを、石膏の型を取るための容器にセット

素人である自分が考えて作ったデザインなのに

想像以上の数の湯口の枝分かれが付けられてしまいました

(赤い矢印が枝分かれ分の湯口)

そして翌週

エデュケーターさんが焼いていてくれていた石膏の型を炉から出します

木のレバーを下げると入り口が上がり炉が開きます

1m離れていても熱波を感じます

誰かの石膏型が出されました

ここからは自分で撮影することが出来ないワークになります

190gの溶かしたブロンズ合金が流された石膏型

No4の方はちょっとワックスが残ったためブロンズがすべて方の内部に入らず

湯口の上に余ってしまいました

型から出し、石膏を水でよくよく洗い流し、出てきた犬

たくさんの枝分かれした湯口(赤い矢印)がそのまま残っています

細く引っ掻いたような文字もちゃんと残っています

赤い印(緑の丸印内)を目印に枝分かれされた湯口を切り取ります

ごつい器具で自分で湯口をカットした後

エデュケーターさんが残ったバリを機械で削ってくれています

その後、残っている不要な部分を自分の手で削ります

万力で挟み、器具で両手で削るとキラキラした金属の削りカスが落ちます

1クラス8名の作品たち

1回目の鋳造と2回目の鋳造を並べ、指導者が感想を伝えてくれます

鋳造は初めての体験でしたし、火を使う部分は自分ではやっていないため

全体の半分以下の体験でしたが、難しいことを考えず

自分の好きな形に手を動かすことの楽しさがありました

************** おまけ(鋳造する炉の置いてある作業場のモノたち)

どうやって顔シールを貼ったのだ!?

これは何に使うモノなのだ!?

作業場を自由に歩き回れないけれど不思議なものを見つける楽しさがあります


東京ステーションホテルでランチ

2017年11月07日 | グルメ

東京ステーションホテルの見学が終わり

2階のレストラン「ブラン・ルージュ」へ

ホテルを案内してくださったかたがレストランの壁にかかった

リニューアル前の古いレリーフだと説明して下さいました

他にもレストランの元の名前が「ばら」なのでそれに因んだ色や

パーティションのデザインなどもありました

食前のお楽しみ ガラスの中のチーズとトリュフ 好き

サーモンとそうめん南瓜のサラダ

そうめん南瓜は初めていただきましたがシャキシャキしていてあっさり♪

かぼちゃとしょうがのスープ つくねのピンチョス?

かぼちゃとしょうがという組み合わせが私には新しく

それでも体が温まり、もちろん美味しく頂きました

ガラスのカップも二重なので高温のスープを入れていても熱くないのです

ホタテのソテーと松茸のピラフ

(フレンチなので炊きこみをピラフと称しているのかしら?)

ビーフシチュー!!!

お肉も柔らかくて、お皿とシチューの間にはマッシュポテト

季節なのでムカゴが添えられています(珍しい~♪)

パンは幾つかの種類があり、オリーブオイルとバターでいただきます

バターはおかわり自由なのを知らず節約して食べていた私…(T_T)

あまりに美味しそうで撮影前に食べてしまいました~

慌ててシャッターを切りました

最後にホットティー ソーサーの形が面白い(立ち上がりがついている)

ドリンクのお砂糖もブラウン系でまとめてありますが

角砂糖は3色ありました

スカートのような形のソーサーはカップを上げると「Merci」と書かれていました

こちらこそ美味しいランチをありがとうございました

義母は少食のため全部は頂けませんでしたが、大変喜ばせていただきました

また楽しいランチツアーがあったら、また(たまには)行ってみてもいいかも!


東京ステーションホテルを見学

2017年11月06日 | 日記

義母が上京したおりにホテル見学ランチを楽しんでもらおうと

東京駅に行きました

今回は2階の「レストラン ブラン・ルージュ」の昼食

2階にはCAFEやBARもあります

レストランの入口で1組づつ呼ばれ、ホテルの方が案内をしてくれました

丸の内南口の改札ホールを抜け、ホテル客室フロアへ入ります

ホテルの全長は300m以上あり東京タワーと同じ位だと聞きました

2階エレベーターを降りたフロアも上品です

松本清張がよく利用したという部屋

東京駅の「4分間の見通し」を描いた『点と線』

時刻表トリックの傑作と言われています

当時の時刻表(左)・雑誌『旅』の連載『点と線』第1回(右)

江戸川乱歩のか『怪人二十面相』も東京駅が舞台になったこともあるそうです

 

他にも色々な列車に関する絵画が飾られています

 

杉本壽さんがバーテンダーとしていらっしゃるBAR OAK

元はバー「カメリア」

「東京駅」「ひかり」などのオリジナルカクテルが生まれた場所

 氷がサーブされる場所のサイン 

辰野金吾設計の東京駅 1915年創業

 

2階から上がる階段   ココを上がると・・・

宿泊者が朝食を摂るためのゲストラウンジ・アトリウム

東京駅の中央にある三角屋根がここの天井そのまま

昼に近かった時間のため朝食バイキングは片付けられていました

天井の一番高い場所までは9m! 天井の一部はガラス張りの採光スタイル

重要文化財の建物なので許可がよく降りたなぁと思います

リニューアル前は倉庫かなにかでゲストは入らない場所だったそうです

1915年当時の赤レンガがそのまま残っています

 

駅の内側に使われている赤レンガは深谷で作られたものだそうです

関東大震災の時もホテルは被災者を受け入れたということでした

 

義母がゲストラウンジの上の半個室(赤い◯印の部分)から外を見る義母

ここで義母が昔、北海道から3才のNを連れて東京駅に来たことを話し出しました

Nは覚えていないけれど義母にとっては懐かしい思い出の場所だったのです

駅舎の屋根を間近で見られ、スレートの大きさも感じられます

3・11により東北のスレートが手に入らなくなったということもあったと聞きました

東京に住んでいると3・11で知りえなかった影響を改めて感じます

アトリウムの床には空調の穴が空いています

3階 ロイヤルスィートにも案内して頂けました

雨天だったので皇居は霞んでいます

ロイヤルスィートのベッドルームは宿泊者がいらっしゃるとのことでしたので

見ることが出来ず、リビングダイニング(と称してよいのかな?)のみ見学

窓の外にはレンガに囲まれたレリーフ

アトリウムの窓よりも駅中心に近いロケーションです

中央口改札に近い御車寄の屋根の上部が見えます

ドームアーカイブバルコニーからレリーフなどを説明して頂きました

天井近くのワシの幅は2m!  

緑の丸の中には十二支が浮き彫られていますが、ドームは八角形なので

東西南北にあたる動物は外されているそうです

十二支の間には豊臣秀吉の兜のデザインがあります

なぜ秀吉の兜なのかは金吾氏が理由を残していないので謎のまま・・・

昔の改札前は今の広さより一回り小さかったそうです

レリーフも比較的近くで見られたし、義母も楽しそうで良かった!

誰かをダシにして滅多に入れない・来られない場所見学をする、クセになりそう~♪