苔寺・鈴虫寺からのバスは始発なので太秦天神川駅まで座って移動~(*´ω`*) ほっ♪
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太秦天神川駅のバス停に着いたはずなのに・・・一番近くの路面電車の駅名は「蚕の社」!
降りる停留所を間違えたかと思い、確認したら「太秦天神川駅(蚕の社)」とあります。
バス停は2つあり、もう一つは「蚕の社」その表示には「次・太秦天神川駅」!?
蚕の社バス停と太秦天神川駅バス停が同じ!?市バス・京都バスの不思議
結局嵐電の停留所1つ分歩き、嵐電天神川駅方面に行きました。 道一つ隔てた場所には太秦天神川駅がありました。
もう、悩まされました。
太秦天神川駅は地下にあり、地上は大きなバスのロータリーと商業施設・住宅・右京区役所。
区役所はSANSA右京と呼ばれていますが
それは御池通、三条通、天神川通の三つの交差点に囲まれた場所にあるからだそうです。
建物の屋上は緑化されていて木が植えられ、耐久性・断熱性・防音性が高くなっています。
太秦天神川駅からまたバスに乗り、天神川通りを進み、きぬかけの道の最終地点その神社はありました。
福王子神社、地元では「ふこっさん」と言われている神社さんです。
ふこっさんの鳥居には右京区で採れる鳴滝砥石の額束がかかっています。(鳴滝砥石は高いんですよ~)
福王子神社は班子皇后が祀られ、皇后が多産であったために「福王子」という神社名になりました。
班子皇后は毎日のように買い物や仏詣でに出向いたという話も伝わっています。 肝っ玉母さん?
ココは仁和寺の鎮守様と知り、「お寺を護るのは神社さん?神社の方がお寺よりエライの?」と考えましたが
仁和寺を開いた宇多天皇の母が班子皇后だったからなのですね。 亡くなられても母は子を守るのですね。
石の狛犬が立派!
「本殿」「拝殿」「鳥居」「棟札」「石燈籠弐基」は「重要文化財」でもあります。
本殿は一間社春日造りで屋根は珍しい木賊(とくさ)葺きらしいのですが、見えない・・・。
拝殿の中は暗くて仏師の方が作られたという金銀の狛犬さん達も見えなくて、とっても残念~(´;ω;`)
末社で夫荒神社があります。
平安時代に夏の宮中へ氷を献上する慣わしがありました。
氷室から氷を運ぶ際に亡くなった人夫たちを祀り、安全祈願のために建てられたのだそうです。
ここの狛犬さん、阿吽が逆に置かれています。 意味があるのかなー?
という疑問を抱いたまま、徒歩で仁和寺へ向かいます。