金沢で購入したものを幾つかご紹介
半澤直樹の第9話にも出てきたという「じろあめ」
水飴状の柔らかい飴で、お米と大麦と水で出来ている穀物の糖化酵素食品。
麦芽が澱粉を糖に変える。 麦芽の素晴らしい仕事!
店頭にあったじろあめの食品サンプル。
箸と箸で巻いて食べるのが一般的な食べ方、というのを紹介するための人形の手。 しかも手だけ!
インパクトのあるショウウィンドウだった。
180年以上前から作られている。 琥珀色のとろけるような味は癖になる。
韓国の市場にも似た雰囲気の近江町市場で見つけた生牡蠣の立ち食い。
カニは11/7解禁とのことでカニも多かったが、立ち食い可能な牡蠣が飛ぶように売れていた。
牡蠣は500円/個。 もみじおろしのついた殻が打ち捨てられていた。
初めて聞く中島菜という大根葉によく似た野菜があったが、すぐに帰京するわけではないので残念だが買えなかった。
味見したかったなぁ~。
近江町市場は買い食い天国の様子。 温かいものを見つけた私が購入したのは金沢いもまん。
加賀野菜の一つ「五郎島金時」のイメージなのだろう、紫色の皮。(写真は時間が経って冷めてしまった)
五郎島金時は通気性・保水性に富む砂丘育ち。
「こっぼこぼだよ~」と言われ購入したが、金沢で「こっぼこぼ」というのは「ほくほく」の意味。
写真と違うのは皮全体が紫色だということ。 フカフカで美味しそうだが皮と中の色が違うのが良かったなぁ~。
1/24にUPした中にも五色生菓子のことを記したが、その由来は徳川家の姫が前田家3代藩主に輿入れした時の祝い菓子がスタート。
「日・月・山・海・里」の天地の恵みを表たもの。今も金沢では、婚礼の祝い菓子である。
太陽・紅色円型
月・白色丸形、黒胡麻は雁
山・輝く岩で山が出来ていると見立て
海・菱形は波
里・羊羹で四角の田んぼを表す(現在は丸型)
私は太陽と里を購入した。
太陽のあんこはあっさりしていてまわりの餅はほのかに甘かった。
里は丸型で1.3cmほどの厚み、羊羹と言っても少しもっちりした水羊羹という感じだった。
2つとも美味しかったので他の3つも食べてみたい。
笹ずしは奈良の柿の葉寿司よりも軽い酢飯。
加賀は祭りの日に押し寿しを作る慣わしがあった。その押し寿しを笹の葉で包んだもの。
味は主に鮭・鯖・鯛。 それぞれにレモンが乗っていて魚の下には細切り昆布。
私は柿の葉寿司や鱒寿司よりも好きな味かもしれない。
北陸新幹線開業PRマスコットキャラクターのひゃくまんさんのあぶら取り紙。
石川県の縁起物八幡起あがりをモチーフにした豪華絢爛さを全面に出したデザイン。
ひゃくまんさんは手足が付いていて、当初県議会では「奇抜すぎる」と賛否両論だったとか。
頑張れ!ひゃくまんさん。
「五彩」とよばれる赤・黄・緑・紫・紺青の絵の具を厚く盛り上げて塗る彩法で有名な九谷焼。
・・・の、安いお土産品を購入。
5cmの高さの猪口だが、末娘からこれ以上食器は増やすな!というお達しが出ているため、針刺しにする予定。
宝づくしなので安いけれどお目出度い雰囲気が良いでしょう?
宇奈月駅で食べた「富山ブラック」・・・だが
従兄からは「本当のブラックはもっとしょっぱいし黒いんだせ~」と言われてちょっとショック。
んん~、白米と一緒に食べないとしょっぱくて・・・って、どんだけだ?
富山の反魂旦、というお菓子。
元々胃腸薬であった反魂丹、体に魂を呼び戻す妙薬と言われた薬をもじったもの。
チョコココア入りの生地・白あんが中に入っている焼饅頭。
丸薬のイメージそのままの形。 一口サイズ。
富山の薬売りが各家の子ども向けにお土産として持ち歩いていた紙ふうせんも入っている。
私も子どもの頃、薬売りのオジサンが来ると紙ふうせんを手渡ししてくれるのが楽しみだった。
紙風船には置き薬のCMが描かれている別段可愛くナイものだったと記憶している。
黒部産二条麦が原料で作られた酵母が活きている宇奈月ビール。
酵母はミネラルとビタミンが豊富に含まれ、香りが良いとのこと。
ドイツケルン地方で生まれたケルシュという種類。
「ゴクッゴクッゴクッ、ぷっはー!」とN。 美味しかったそうで。
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金沢にも富山にもまだ美味しそうなものが多くあり、1回の旅行では堪能しきれそうにない。
新幹線が開業したらまた行こうかな?