しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

1年生も半分が過ぎ計算力に大きな差

2014-11-25 17:05:00 | 小学校の教室で


1年生も入学して3分の2が過ぎた。
最後の難関「くり下がりのある引き算」の学習である。

10はいくつといくつ
10引くいくつはいくつ
一桁どうしの足し算

これらを元にして「12-4」などという計算をしていく。

今日、計算カードをやる児童の様子を見ると次のタイプに分かれた。

A ぱっと暗算で答えが出る
B 10-8=2,5+2=7とやる
C 8-5=3,10-3=7とやる
D 指を使ってなんとか答えを出す
E 手がつかない

BCの子は、カード練習でぱっと答えが出るようになっていく。
Dの子は、なかなか手操作から離れられない。
Eは下手をすると落ちこぼれていく。

Dの子にはBCになるヒントを出してやると徐々に念頭操作で指を使わなくても
答えが出せるようになっていく。
(学年が上がっても指を使って計算している子もいる)

Eの子は親や教師がかなり見てあげないとできない。
できれば、もっと簡単な「9-3」などの計算カード1,
「10-4」などの計算カード2
で指導しておけばここをスムースの乗り切ることもできたのだが・・・。


子どもを全く放任の親もいる。


子どもを伸ばそうと、関わろうとしているが子どもからの信号を見落としていたり
気づかなかったりする親もいる。

そんな親や子どもにコーチしてあげたいと思うこの頃である。
よかったら連絡ください。