とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第5話  とうがん、刻みゆば、鶏肉の炊き合わせ

2012-12-10 12:01:46 | 郷土食
日光の名産ゆばはいろんな料理のエンターテイメントになるものです。
きょうは大きなとうがんと鶏肉のももを使って炊き合わせしたものを紹介します。

材料
とうがん 1個
刻みゆば  100g(私はいつも日光の食品会社が作っている国産大豆使用のをスーパーで買っています。)
鶏肉   200g  家族の人数に合わせてください。
ブイヨン 適宜 (私は固形ブイヨンを3個使いました)

作り方
とうがんは皮を厚めにむきます。中のわたと種を取り除いて一口サイズに切ります。
鶏肉も一口サイズに切ります。

鍋にとうがんを並べ、初めからブイヨンを入れ沸騰したら中火で10分煮、最後に刻みゆばを入れて1分煮ます。
別の鍋で鶏肉だけ煮ます。こちらも初めからブイヨン投入でよく火が通るよう中火~弱火で煮ます。

さあ、もうできあがりですが、鶏肉を煮た鍋を冷ましておくと「にこごり」ができます。冬場なら一晩置いておくだけで翌朝にはできていますね。夏場は冷蔵庫で。8度程度の温度でできるそうです。
にこごりは成分がゼラチン状になったものです。魚や肉の旨みが凝縮されていて、これをいただくとちょっと得した気分になりますね。

冷めてもおいしい一品です。おせちにもなりそうです。
ただ、とうがんは何度も煮返すと溶けてしまいますのでお気をつけてくださね。