サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

気候変動適応社会をめざす地域フォーラム(略称:地域適応フォーラム)

2011年09月18日 | 気候変動適応

 法政大学 地域研究センター 温暖化適応プロジェクトにおきましては、こ
のたび気候変動適応社会をめざす地域フォーラム(略称:地域適応フォーラム)
を設立し、第1回会合を開催いたします。

 温暖化が与える影響の将来予測情報を活用して、地域での適応策の検討方法を
学べる場となります。以下に開催内容をご案内いたしますので、この機会にぜひ
ご参加ください。また、本会合のチラシを下記よりダウンロードできますので、
そちらもあわせてご覧ください。

ホームページ:http://www.adapt-forum.jp/

注)「適応策」とは、現実の、もしくは予想される気候変化・気候変動とその効
 果に対して、自然システムあるいは人間システムを調整することをいいます。
IPCC第4次評価報告書においては、最も厳しい「緩和策」(温室効果ガスの排
出削減並びに吸収作用の保全及び強化)の努力を行っても、今後数十年にわ
 たり気候変動の更なる影響を避けられないことを指摘しています。

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 気候変動適応社会をめざす地域フォーラム(略称:地域適応フォーラム)
の設立及び第1回会合の開催(ご案内)
----------------------------------------------------------------■

◆日  時:平成23年10月13日(木)10時30分~17時00分

◆場  所:都道府県会館 101大会議室(東京都千代田区江戸川区船堀4-1-1)

◆主  催:法政大学(温暖化適応プロジェクト)

◆後  援:環境省(申請中)、農林水産省、国土交通省、国立環境研究所

◆開催趣旨:
 環境省環境研究総合推進費「S-8 温暖化影響評価・適応政策に関する総合的
研究」のサブテーマ2-1「地域社会における温暖化影響の総合的評価と適応政
策に関する研究」の一環として、「気候変動適応社会をめざす地域フォーラム」
(略称:地域適応フォーラム)のキックオフ会合を開催します。
地域適応フォーラムは、今後の地域・自治体における温暖化影響と適応研究、
及び適応策の一層の促進に資するため、温暖化影響・適応策に関する研究、ある
いは温暖影響・適応策に関する計画立案や進行管理等のPDCAについて、ノウ
ハウの共有、人材交流、普及啓発等を行うことを目的としています。
今回のキックオフ会合は、フォーラムの運営方針やアクションプログラム等を
発表し、具体的な実施方法や実施体制、参加条件等について意見交換を行い、
フォーラムの運営を開始、披露する機会とするものです。

◆次  第:

第1部 フォーラムの趣旨と事業内容の説明 10時30分~11時55分

開催あいさつ  S-8研究プロジェクト代表 三村信男 教授
全体説明 :「S-8温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究プロジェクト
       の概要とフォーラムへの期待」 
S-8研究プロジェク代表 三村信男 教授
事業説明1:「フォーラムの設立趣旨と運営方針・事業内容の説明」
法政大学 田中 充 教授
事業説明2:「地域における適応策検討ガイドライン(仮称)と情報プラット
フォーム」 法政大学 白井信雄 特任教授
事業説明3:「温暖化影響の簡易予測ツール」 
国立環境研究所 肱岡 靖明 主任研究員

〈昼食・交流タイム〉

第2部 国における温暖化影響・適応研究・政策動向 13時20分~15時00分

動向報告1:「気候変動適応の方向性と情報整備」 環境省地球環境局
動向報告2:「農業分野における気候変動適応策の支援施策」農林水産省生産局
動向報告3:「河川分野での気候変動適応策」 国土交通省水管理・国土保全局
動向報告4:「気候変動適応に関する研究開発の概要」 
文部科学省研究開発局
動向報告5:「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システムの
改革プログラム」 科学技術振興機構

〈小休憩〉

第3部 地域における温暖化影響研究・適応策の事例報告 15時20分~17時00分

研究報告1:「気候変動下における四国の水資源政策決定支援システムの開発」
高知工科大学  那須清吾 教授
研究報告2:「九州地域における温暖化影響・適応策の研究情報(水災害分野)」
九州大学 小松利光 教授
研究報告3:「長野県における温暖化影響評価手法の開発と適応策の検討 
長野県環境保全研究所 陸 斉 主任研究員
研究報告4:「地域における温暖化影響指標の開発」 
埼玉環境科学国際センター 嶋田知英 主任研究員
研究報告5:「地域農業における適応技術の開発」 
京都府農林水産技術センター(報告者登壇者調整中)

まとめ:「今後の事業スケジュールと参加方法のご案内」 法政大学

◆申込み・問い合わせ:

・FAXあるいは電子メールにて、お申し込みください。
・地方自治体及び地方研究機関等行政関連機関において、関東地域以外から来
 られる場合で、交通宿泊費の支払いを希望される場合は、その旨をお伝えく
ださい(原則1地域1名まで)。なお、予算枠もありますので調整させていた
だく場合もあります。行政関連機関以外の参加も可能です。
・申込みは人数調整等の都合もあり、9月30日(金)までにお願いします。
・また、本会合前日10月12日(水)・日本科学未来館(東京都江東区)におい
て、文部科学省気候変動適応研究推進プログラムと環境省環境研究総合推進費
「S-8温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」合同で「気候変動に関
する対話シンポジウム」を開催します。本会合をあわせてご参加いただければ
幸いです。

【お問い合わせ・申し込み先】

法政大学 地域研究センター 温暖化適応プロジェクト
担当:白井、木村、小野田 TEL:03-3264-4177 FAX:03-3264-5229
E-mail:tekiou@ml.hosei.ac.jp
ホームページ:http://www.adapt-forum.jp/

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