サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

どのような研修や講義がいいですか?

2009年08月02日 | 講義・講演
写真:アメリカンブルー


山村再生総合対策事業の一環として、助成事業採択者を支援する目的で研修を行う。その研修の企画委員を拝命した。ビジネス事業化やコーディネイトをテーマにした研修の企画とテキスト作成等を行う。

また、環境省の「アジア環境人材育成イニシアティブ」により6つの大学の1つに信州大学が選ばれた。その一環として、環境コミュニティ・ビジネス(地域環境ビジネス)をテーマにしたテキスト作成と講義を予定している。

他にも、JICAや東海大学の研修講師をしていて思うことだが、研修の成果目標とは何だろうか。どうしたら十分な成果が得られるのだろうか。

山村再生事業の事務局では、参加者が「元気になれる」研修をしたいと言っていた。どうしたら元気になれるのだろうか。

私自身の受講経験で、印象に残った研修を思い出してみる。

1つは、環境管理の内部監査員の資格研修。2日にわたり、知識を詰め込むもので、最後に試験があるので気が抜けなかった。

2つめは、環境保全活動推進法の制定のとき、NEC本社の大ホールで開催されたもの。これは緊急シンポジウムで研修ではなかったが、熱気があった。

私の少しの経験から言うと、内容が体系的でよく整理されており、自分自身の頭の整理ができる研修はよい。また、新しい知識が得られたと感じられるのもよい。会場の熱気や講師の熱意なども大事だ。

とにかく、きちんとした準備をして、できるだけ質の高い研修や講義ができればと思う。


皆さんは、これまで、どのような研修や講義がよかったですか。また、今後、どのような研修や講義を希望しますか?

お気軽にコメントください。





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3 コメント

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私の場合・・ (にいこ)
2009-08-06 01:12:46
こんにちは。

私は、しっかり目を見て話されると、
こちらも一生懸命聞かざるを得なくなり、
結果、頭によく入るような気がします。

あとは、会場に語りかけるような口調とか、
「○○さん、どう思います?」って投げかけられたりとか、
聴衆を取り込むような話し方だと、
聞いている側にも緊張感が走り、一生懸命聞きますね。

終わった後も満足感が残るのは、白井さんが書かれている通り、
”(知りたいと思っていた内容について)新しい知識が得られた”
という講習です。

以上、私の場合、ですが、お役に立てればと思いコメントさせていただきました。
返信する
Unknown (hauru)
2009-08-07 22:16:42
こんばんは。
ご無沙汰いたしております。

きっと参加される方は、既にその内容に興味がある方なのですよね。
小さな入り口でも参加した事によって、具体的になっていくことが大事なことなのですよね。

それには発言もできて、それに対しての具体的な答えがほしくなることでしょう。
ある程度、主催者側からのおもいを伝えることができたなら、
参加している方同士で話し合えるように、簡単にグループになっていただいて、じっくり意見を交換し合うのはどうでしょう。
当日の内容からみえた事、また、解決したい事を後で発言していただく。
それには話しを煮詰めないといけないでしょうし、ここだけでも結構元気が出てくる気がします。

それを主催側がうまくくんで、答えを導きながら内容を深めていく。
当日に発見できることは受け身ではなくて、人とのふれ合いからできるはずでしょうから、
きっとそこから何かがみえてくるように思います。

たくさんの同じ考えをもつ方々と、いろいろな意見を交換しあって、
新しい未来の構想などもできていくときっと良いのですよね。
返信する
ありがとう (白井)
2009-08-08 00:28:28
にいこさん、hauruさん

コメントありがとうございます。
参考になりました。

主催者側の伝えたいことと、参加者一人ひとりの関心や目線とのすり合わせ方を、考えてみたいと思いました。

そのためには、
あらかじめ参加者のニーズを把握したり、研修の成果目標を提示・共有することが必要だと思いました。

また、コメントくださいね。
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