サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

地球温暖化への地域の適応策を考える(予告??)

2009年08月09日 | 気候変動緩和・低炭素社会
写真:クルクマ


最近の天候不順や豪雨等は、気候変動の顕在化を感じさせる。
地球温暖化により、気候の揺らぎが大きくなるというシミュレーション結果もあったと記憶する。

そして、忘れてはならないのは、産業革命以降の石炭・石油・天然ガスの使用等により、大気中の温室効果ガスの濃度は上昇し、それによる気温上昇は始まっているという事実だ。

これに対して、地域の環境政策は何をすべきか。。

「適応策(温暖化の影響の軽減)より緩和策(温室効果ガスの排出量の削減)を優先すべき」

「適応策といっても、地域への影響がよくわからないのに、どう適応すべきかわかならい」

このようなところが、大方の意見だろう。

「温暖化により、寒い地域が暖かくなるなら、それもよい。農産物の収量も増えるようだ」
と、気候条件によっては温暖化のプラスの影響を歓迎する向きもあろう。

しかし、温暖化は既に始まっており、これから対策を講じても、直ぐに温暖化が止まるわけではない。
地域への影響がよくわからないといえ、リスクを管理することが必要だ。

「賢い適応策」が提案されている。適応策による地域活性化、他の施策との統合的実施等を考えようという提案である。


このブログでも、これから、地球温暖化と適応策をとりあげてみたい。


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