十二月、寒さが増してきた冬の入り口にほっこりとする一日がありました。
朝、いつもの公園に出かけてみると、この二三日にさらりと降った雪が
陽に温められすっかり消えてしまい、ふっくらした落ち葉のじゅうたんが
足元をくすぐります。
久しぶりのお日様を見上げるとポロロ、ポロロと天からの滴が光の
プリズムのようにきらきらしながら落ちてきました。
木々の枝を包んでいた雪が溶けだして雨粒のように降ってきて地面からは
湯気が立っています。
もう一度見上げると、葉を落とした裸の木々の枝が薄い青の空に大きく
枝を広げてまるで影絵のようです。
あら、高い高い梢に大きいの、中くらいの、小さいのと毛糸玉のような
可愛いいものがくるくるしています。
ヤドリギ(宿り木)です。和名はホヤとかホヨと呼ばれています。
クリスマスが来るんだわと思いました。
ヤドリギは常緑で半寄生の樹木、春先に淡い黄色の花が咲き五月頃に
小さな真珠のような実をつけます。
ポプラ、ミズナラ、ハルニレ、ハンノキ、桜などに寄生します。
西洋、東洋どちらでも生命、不死、再生、創造、光、誕生の象徴として
尊ばれています。
ヨーロッパでは古くからYuleユールという冬至祭りがあって
一年の終わりと新しい年の誕生をヤドリギを飾ってお祝いします。
こうした訳でキリストの誕生の日をクリスマスと呼び、12月25日にさだめて
冬至祭りと一緒にお祝いすることになりました。
キリスト教のいくつかの教会ではクリスマスの御ミサはまぐさ桶を囲み
「光を生む者」マリヤのためにキャンドルを灯し祈ります。
~処女は生み給いぬ、光は輝きを増す~と。
本当に光りが欲しい日々です。
夕方が早くやって来て寒くて嫌だな~と思うのはいけないわと元気の湧く
お菓子を焼きました。人参、くるみやアーモンド、ブルベリーを
いっぱいれて。 s・y
あしひきの山の木末の寄生(ほよ)取りて挿頭しつらくは千年寿くとそ
大伴家持
朝、いつもの公園に出かけてみると、この二三日にさらりと降った雪が
陽に温められすっかり消えてしまい、ふっくらした落ち葉のじゅうたんが
足元をくすぐります。
久しぶりのお日様を見上げるとポロロ、ポロロと天からの滴が光の
プリズムのようにきらきらしながら落ちてきました。
木々の枝を包んでいた雪が溶けだして雨粒のように降ってきて地面からは
湯気が立っています。
もう一度見上げると、葉を落とした裸の木々の枝が薄い青の空に大きく
枝を広げてまるで影絵のようです。
あら、高い高い梢に大きいの、中くらいの、小さいのと毛糸玉のような
可愛いいものがくるくるしています。
ヤドリギ(宿り木)です。和名はホヤとかホヨと呼ばれています。
クリスマスが来るんだわと思いました。
ヤドリギは常緑で半寄生の樹木、春先に淡い黄色の花が咲き五月頃に
小さな真珠のような実をつけます。
ポプラ、ミズナラ、ハルニレ、ハンノキ、桜などに寄生します。
西洋、東洋どちらでも生命、不死、再生、創造、光、誕生の象徴として
尊ばれています。
ヨーロッパでは古くからYuleユールという冬至祭りがあって
一年の終わりと新しい年の誕生をヤドリギを飾ってお祝いします。
こうした訳でキリストの誕生の日をクリスマスと呼び、12月25日にさだめて
冬至祭りと一緒にお祝いすることになりました。
キリスト教のいくつかの教会ではクリスマスの御ミサはまぐさ桶を囲み
「光を生む者」マリヤのためにキャンドルを灯し祈ります。
~処女は生み給いぬ、光は輝きを増す~と。
本当に光りが欲しい日々です。
夕方が早くやって来て寒くて嫌だな~と思うのはいけないわと元気の湧く
お菓子を焼きました。人参、くるみやアーモンド、ブルベリーを
いっぱいれて。 s・y
あしひきの山の木末の寄生(ほよ)取りて挿頭しつらくは千年寿くとそ
大伴家持